ローズガーデンをつくる No.28 妖精の女王とレディ・ユーナ
2012年秋に購入したLady Una レディ・ユーナは淡いピンクのロゼット咲きの中輪です。 房咲きなのですが、たった1輪でも絵になる清楚でしかも華やかさも兼ね備えたバラです。そんなに大きくならないので私の庭ではクライミングローズのマダムアルフレッドキャリエールの手前に植えてあります。
木村卓功さんが2011年に発表したバラなのですが、四季咲きでグレープフルーツのようなさわやかなフルーツの香りが特徴です。バラとひとくちに言っても、その香りはバラごとに全く異なります。このバラの香り、独創的で素晴らしいのです。我が家のどのバラとも異なる香りに本当に驚きました。病気にも強いので初心者にも育てやすく良いこと尽くめですね。
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ところで、このバラの名前は16世紀英国の詩人、Edmund Spenser エドマンド・スペンサーがエリザベス1世にささげたThe Faerie Queene 「妖精の女王」に登場するレディ・ユーナから名づけられたそうです。赤十字の盾を持つ騎士と共に龍退治に出かけるのですが、騎士はとらわれてしまいます。そこにあらわれたのがアーサー王だったのです。アーサー王のおかげで助かった騎士は龍を倒し、めでたくレディ・ユーナと結ばれます。
騎士たちの冒険物語として親しまれており「ナルニア国物語」にも影響を与えた作品ですが、いたるところに寓話がちりばめられており、それらを理解するのは簡単ではありません。
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