クラシックカー勢ぞろい!
写真の車はSalmsonサムソン、 S4-61、1948年製。流れるような曲線が優雅である。サムソンはもう車をつくっていないので欲しくてもなかなか手に入らないそうだ。まったく予定外だったが、この車にのせてもらってクラシックカーを愛する人たちとNantesナント郊外でまる一日をすごした。
知り合いの家に2泊させてもらい、朝Rennesレンヌに帰るつもりで、列車のチケットを買っていた。その家の中はアンティークでいっぱいだ。高価なものという意味ではない。おじいさんからもらったものだったり、数十年前の空き缶だったりするのだが、ずっと大切に手入れしながら今でも日常生活で使用しているのだ。
朝起きると、28日から夏時間で1時間はやくなったので、待ち合わせに遅れたということだった。どこへ行くのか尋ねると、Nostalgie des vieux volantsという名前のクラブにはいっていて、たまにメンバーが集まって車の話をするのだという。
「いい天気だから一緒にドライブに行きましょう」という言葉に甘えて、ご夫婦と一緒に出発した。ちょうど落葉樹が芽吹きはじめ、のんびりと牛、羊、馬などが草を食んでいる。田園風景は美しく、見飽きることがない。待ち合わせ場所はBlainブランという町。お城(12世紀にブルターニュ公が建てた)が見える運河のほとりだった。そこには40台のクラシックカーが並んでいた。見たこともない車がいっぱいでまるでタイムスリップしたかのようだった。
5キロほど離れたle Gâvreル・ガーブルというところにある Maison de la forêt du Gâvre森の美術館まで一列になって進む。住民たちが道にでて、私たちにむかって手を振っている。運転する人も見ている人もみんな笑顔だ。この森は中世にブルターニュ貴族たちが好んで狩りをした場所だ。美術館は1階が森や木の説明、2,3階が、民族資料館。ちょうど森の動物たちの写真展が開催されていた。
役場の2階でそれぞれが持ち寄った昼食を食べ、ブランに戻った。Le musée des Arts et Traditions du pays blinois伝統工芸美術館はキリスト誕生をあらわしたCrècheクレッシュやお菓子の中にはいっているFèveフェーブが世界中から集められているとてもユニークなもの。19世紀の学校、薬局、郵便局などが再現された部屋も楽しかった。
集まった人は職業も年齢もさまざまだが、車の話を始めるときりがない。私にはさっぱりわからない専門的な言葉がゆきかっている。「自分で車の整備ができないと、ドライブには行けない。途中で故障することなんて当たり前」だというから、みんな真剣に情報交換している。たくさんの笑顔に囲まれ、とても幸せだった。
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