パリ 写真展
Tierry des ouchesティエリー・デズッシュ。この名前、覚えていますか?牛がいっぱい!(5月30日参照)と同じ写真家です。現在パリの2ヶ所で写真展が開催されています。パリのPlace Vendômeヴァンドーム広場(6月17日~9月3日)でレンヌと同じ牛の写真展、セーヌ川のPont des ArtsでPorts sur la ville(6月26日~7月14日)までです。写真は後者です。
でも28日の正午にこの橋をとおったら、写真が2枚しか展示されていませんでした。わくはあるんだけど、はめ込みできないのです。午後5時には4人がかりで写真を枠にはめようとしているのですが、手際が悪く、見ていていらいらしました。
そのままヴァンドーム広場まで行くとティエリー・デズッシュ本人がいたので、写真を見せ、「せっかく見にいったのに、写真が飾られていなかった」と伝えました。すると「あれは自分たちが、展示方法を決めたんじゃないから、残念だね」との答え。スタッフのひとりが「どんな状態か見てくる」とPont des Artsへ行きました。
その後どうなったのか、私はその日のうちにレンヌに帰ったので知らないのですが、橋のたもとに4枚の大きな予告パネルまで出しているのに、開催3日たって、あのありさまとは・・・ またまた日本では考えられないことです。どうしてこの枠に写真を入れられないんでしょうね・・・
ヴァンドーム広場には、牛たちがのびのび放牧されていましたよ。ちょっと異質な感じでした。本人も「旅行は苦じゃないから日本に行ってもいいな」と話していました。
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コメント
あの牛たちによっぽど縁があったんですね。不思議なこともあるものです。
新しいウェブログを始められるそうで、これからますますいそがしくなりそうですね。
投稿: guonb | 2004.07.03 02:07
guonbさん。こんにちは。
>あの牛たちによっぽど縁があったんですね。
本人には、6月末にパリで会えるかもしれないと伝えてあったのですが、スタッフの人に「彼の追っかけをしているのか」と聞かれたほどです(笑)
投稿: 市絛 三紗 | 2004.07.06 02:54