映画評 ハリー・ポッターとスパイダーマン2
スパイダーマン2。先週見ましたが、これはとてもおもしろかったです。私は1よりもよかったと思います。人生っていつもうまくいくとはかぎりません。しかも、主人公はみんなのヒーロー・スパイダーマン。正義の味方はちょっぴりせつないのです。それでも困っている人を見殺しにはできません。ところが、ある日のこと、いつものようにくもの糸がでてこなくなりました。もうスパイダーマンでいることはできません。そのほうが、いいのかもしれませんが・・・ ひとりで行くよりも、家族や恋人と行くほうがいいかもしれません。絆が深まるかも?
もうハリー・ポッターとアズカバンの囚人は見ましたか。どんな感想を持ったでしょうか。6月14日に書きましたが、もう一度よく考えても、私には理解できない脚本でした。シリウス・ブラックがパリーに対して抱いている深い愛情が原作どおりに描かれていませんし、ハリーの心の微妙な揺れなどすっかり省略されてしまっています。映画だけ見たのでは、この作品のよさはわかりません。ハリー・ポッターについて評価を下す前に、原作を読んでみてください。
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コメント
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を観たあとに「スパイダーマン2」を観ました。
映画の構成や流れ、面白さが製作者側によってこんなに違った形になってしまう...あまりの違いに戸惑ってしまいました。
アズカバンの囚人はぜひ、原作を読んで欲しいですね!ワタシも同感です。
投稿: LaLa-Soleil | 2004.07.27 23:27
LaLa-Soleilさん。こんばんは。
感動というのは、心が動くことです。いくら特撮がすぐれていたとしても、「よかった。すごかったね」で終わりです。名作と呼ばれている作品はどれも、見終わっても感動が残ります。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の監督は、一番大切な心をわすれているのではないでしょうか。
投稿: 市絛 三紗 | 2004.07.28 00:01