フランス人ジャーナリスト拉致される
2人のジャーナリストがイラクでイスラム過激派により拉致されている。シラク大統領は昨日テレビ演説し、人質の解放を要求した。ジャーナリストのビデオもテレビで放映されていた。すでにバルニエ外相はカイロに飛び、解決に向けてアラブ各国の支援を求めている。ニュースはLe Figaro、Le Mondeなどで見られる。
フランス国内のイスラム教徒の反応はどうかというと、拉致行為を非難するとともに、フランス政府と協力し人質解放を求めるものだった。フランスはイラク戦争に反対の立場をつらぬいているし、なぜ、イラクでジャーナリストが拉致されたのか、疑問もある。
現在フランスには、総人口6千万人中、4百万~5百万人のイスラム教徒がくらしている。大部分は穏健派で、フランス社会に順応し共存してきた。「宗教分離」を実践する政府と、敬虔なイスラム教徒の間で摩擦が生じ始めたのは近年のことで、スカーフ問題は1989年から、フランス各地で大論争を巻き起こし、ついに法制化に至った経緯がある。そう簡単に撤回するわけにはいかないのだ。今は人質の無事解放を待つしかない。
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コメント
そうですか。もうどこの国籍であっても外国人だというだけで
イラクでは人質にされていますね。
高遠さんたちは政府が無策でも、彼女たちの活動や考え、捕まったのが村の自警団だったこと、市民団体や現地の聖職者の努力によって解放されました。しかし、日本政府と国民のふくろ叩きにあって参っています。
フランスでも日本でも、どの国籍でも人質が無事釈放されてほしいものです。
それにしても、このブログを見てもフランス政府の外交はしっかりしているなあと感心しました。日本政府ももうちょっとしっかりさせるように国民ががんばらないといけません。
投稿: ぱれいしあ | 2004.09.16 20:45
ぱれいしあさん。こんばんは。
まだ2人は開放されていません。いったいどうなるのでしょう・・・ さらに毎日のように世界じゅうで、新たな事件もおこっています。
もう希望はないのでしょうか? 人を動かすのは真心だと信じたいです。
投稿: 市絛 三紗 | 2004.09.16 22:36