ブドウ畑で運動会だなんて・・・
スポーツの秋。日本でも各地で運動会が行われていることでしょう。でもブドウ畑(しかもボージョレ)で運動会をやるなんてうらやましいお話が在仏熊猫日記に載っています。ボージョレのブドウ畑というタイトルだけでも、ああ飲みたい!
ブルターニュではブドウはほとんど栽培されていないので、ブドウ畑で運動会はできないのです。うらやましいので、私が最近飲んだワインを1本紹介しましょう。Notre dame des neiges Costières de Nîmes Domaine d'Asport は1850年にできた同名の修道院で販売されているものです。修道院の敷地内でブドウを栽培しているわけではなく、ブドウを購入し1880年からワインの製造を手がけているのだそうです。このおいしさをどう言い表せばいいのかわからないのですが、はじめて飲む味でした。説明には次のように書かれています。Jolis rubis avec arôme de fruits rouge, avec des tanins souples et fondus.
これはいただいたものなのですが、知り合いの息子さんが、ここの修道士なのだそうです。彼は高校生のころから自分の将来を決めていたのだと言います。宗教離れが進んでいるとはいえ、やはりフランスはカソリックの国なのだと感じます。修道院での生活についていろいろ質問しつつミサで用いられるというワインに酔った夜でした。
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