ユーモラスな人物像
暗黒の時代と呼ばれる中世。いったい庶民たちはどのような暮らしをしていたのであろうか。中世の建物は華やかな色彩で飾られていた。写真はVannesヴァンヌの街角に残っている木組みの建物である。柱の下から身をのりだすように彫られているこのユーモラスな人物像は、よくヴァンヌの観光パンフレットにのっている。
だがこの建物だけが特殊なわけではなく、ブルターニュ各地の教会内部には、極彩色の不思議な彫刻がたくさん残っている。怪物のようにおどろおどろしいものもあれば、怒ったり、笑ったり、人情味豊かな顔がのぞいたりしている。時には不謹慎ではないかと思われるようなアカンベーしている像まである。これらはそれぞれの村に実際住んでいた人々をモデルにしているといわれているが、なんともおおらかである。
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