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2005.01.01

旅をふりかえって

lyon_3  Lyonの町は建物ひとつずつ色が異なっていて、淡い黄色やオレンジ色などが南国にきたという印象を受けた。旧市街を中心にカテドラルやおもな教会を5つほどめぐった。特におどろいたのが、Basilique Notre Dame de Fourvièreだ。これまでいろいろな建物を見たが、内部の絢爛豪華さはここ数年あじわったことがないほど圧倒的だった。あえて言えば、パリのサクレクールにちょっとだけ似ている。でも比べ物にならない重厚さを持っている。(写真2枚ともここ)

  この丘のすぐ横に大規模なローマ遺跡があり、Musée de la civilisation Gallo Romaineガロ・ロマン博物館があるのがなんだか不思議。博物館では以前ふれたケルトの暦を見た。Musée des Beaux Artsにはブルターニュ公妃のメダルもあったし、私の好きなシャバンヌの絵もあった。旧市街にはブルターニュの紋章も刻まれていたし、迷路のように入り組んだ中庭をのぞくのは楽しかった。Musée des Tissus et Musée des Arts Décoratifs 織物博物館はほんとうに駆け足で見学。装飾美術館は見られなかったので、パンフレットだけ購入。そうそう、サンテグジュぺリの銅像も立っていた。lyon_1

  Neversのことはいずれふれるとして、Moulinsの町のカテドラルでお宝を見た。16世紀初頭に描かれたLe triptyque du Maître de Moulinsである。リンクできるページを探したのだが、残念ながらいいサイトがなかった。表示した絵とは赤の色が全く異なっていて、本物はもっと深紅に近い深い色だ。戦争や革命の度にひそかに隠され、ほとんど修正されずに現在にいたる素晴らしい作品。またどこかで解説を探してみたい。ここにはAnne de Bourbonが描かれているが、彼女もブルターニュに深くかかわる人物である。

  もっともっと書きたいことはあるのだが、時間が足りない。こちらはまだ31日、これから華やかな年越しのイベントが残っている。みなさん。よいお年を!

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コメント

Basilique Notre Dame de Fourvière の内部の装飾はビザンチン様式ですので、フランスの教会としてはかなり異質ですね。荷風はその著『ふらんす物語』の中でこの教会を醜悪であると唾棄していますが、私はそれ程醜悪だとは思いません。

Fourvière の amphithêatres の近くにある小さい教会(名前は失念しました)の地下は御覧になりましたでしょうか。一見の価値がありますね。

投稿: Tristan | 2005.01.01 14:18

Tristanさん。おめでとうございます。

>荷風はその著『ふらんす物語』の中でこの教会を醜悪であると唾棄しています
私も醜悪とは思いませんが、ここまでの装飾があると、押しつぶされそうな妙な威圧感がありました。見とれてしまって静かに祈る場ではないように思いました。

>amphithêatres の近くにある小さい教会(名前は失念しました)の地下
残念ながら見ていません。実質3日。ほとんど下調べができていなかったので、見逃しているものも多いです。

投稿: 市絛 三紗 | 2005.01.01 21:12

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