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2004.12.07

若者たち、深夜の大乱行

casseurs.jpg  26回目となるTransmusicalesというロック、テクノなどが中心の音楽フェスティバルが12月2,3,4日にレンヌ郊外で開催され、24000人がやってきたそうだ。音楽を楽しむのは素晴らしいことだ。でも、深夜の大騒ぎは度がすぎている。私は街の中心部に住んでいるので、夜中によく大声で起こされるということは前に書いたことがある。私は先週木曜夜から咽喉が痛くて家にいた。幸いにも熱はでなかったのだがこじらせると高熱がでるし気分もよくなかったので週末はベットでおとなしくしていた。

  でも土曜日の夜の騒ぎ方はいつにもまして異常だった。たいていは5時くらいに騒ぎがおさまるのだが、朝6時すぎにあまりうるさくて目がさめたからだ。テレビや新聞の報道によると、深夜から、少年、少女たちが屋根にのぼり興奮のあまり臀部をみせて踊ったらしい。4時すぎサン・タンヌ広場にある回転木馬が襲撃された。

     数千人もの若者たちは爆竹のような火のついたものやワインのビンなどをあたりかまわず投げ、商店街のショーウインドーをこわし、もう手がつけられなくなっていた。警官の制止もきかないので、CRS(Compagnies Républicaines de Securité)共和国機動隊が現場の指揮にあたり、5時半ごろ、250発の催涙弾が投げられた。あたりは騒然として、数十人が割れたガラスで傷をおったらしい。想像を絶する光景なのだが、これはテロでもなんでもない。若者たちのエネルギーがひずんだかたちで爆発しただけなのだ。

  地方紙Ouest-Franceにのっている写真はまるで戦場のよう。ごみが散乱し足の踏み場もない。クリスマスを前にまたしても別の回転木馬が被害にあうとは・・・回転木馬、放火で焼失(5月1日付け)を読んでほしい。今回は全焼したわけではないようだが、それでも許されるはずはない。月曜日に前を通ったら、木馬は片付けられ屋根だけになっていた。
 
  写真は割られたショーウインドーのかわりにベニア板を打ち付けている店舗の様子だ。たまたま騒ぎが大きくなってこんなことになったのだが、いつ事件が起こっても誰も不思議に思わないだろう。市民の寝不足は日常化しこちらの不満も爆発寸前になっている。それほど若者たちの振る舞いは荒れている。いったいフランスはどこに向かっているのだろう・・・

    追加

  レンヌに住んでいる友達が実際に現場で見てこのように書いている。「やりたい放題やっている」状態。まさにそう。自由にやりたいことをやればいい。他人に迷惑をかけなければだが。

  土曜日の夜、現場のすぐ近くにあるホテルでは、命の危険を察知した宿泊客たちが地下にある食料庫に集まって、長い夜をすごしたそうだ。何で旅先で、平和なはずのフランスでこんな目にあうのかと、肩を寄せ合って泣いたという。火種が飛び込んだアパートでは住民たちが煙にまかれて立ち往生し、消防車も出動している。「酒によった勢いで」などという言い訳は被害にあった住民たちには通用しない。

  

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コメント

トラックバック、Merci♪

友達の話だと「自分たちには、お酒を飲んで
ハイになって馬鹿騒ぎすることが、必要なんだよ」って
いってました。

それにしても、バカンスが待ち遠しいですね~♪

投稿: 笛吹き | 2004.12.13 00:08

こんにちは

>ハイになって馬鹿騒ぎすることが、必要なんだよ
よくわかります。でも、わざわざパリからレンヌまで来て、落書きをしたり、回転木馬を壊すことないでしょう。

今までちゃんとした対策をたてなかった行政の責任もあると思います。だって市民は怒ってるんだもの。

投稿: 市絛 三紗 | 2004.12.13 00:23

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