ダ・ヴィンチ・コード映画化決定
全世界で1700万部を売り上げ、フランスでも130万部と売り上げトップを独走しているダン・ブラウン原作の大ベストセラー小説 ダ・ヴィンチ・コードの映画化が決定し、ルーブル美術館内部で撮影が行われるもようです。これはとっても楽しみなニュース。
フランス文化省報道官は、今年夏にルーブル美術館で撮影が予定されていることを認めた。ロワレット同美術館館長によると、映画製作チームは先日、原作の冒頭に登場するグランド・ギャラリーと、修復のため一時閉鎖されているレオナルド・ダ・ビンチの名作「モナリザ」の展示室を下見した。同館長はフランス・アンテルラジオに対し、「製作チームとは原則合意している。世界的に有名なこの小説の映画化で、ルーブル美術館ロケへの要望は非常に強い」と述べた。 パリ 21日 ロイター
フランス語版 Da Vinci Codeはこんな表紙です。ちょっとイメージが違いますね。この本を持ってルーブル美術館を訪れる人たちが急増しているそうです。ダ・ヴィンチの生涯は謎に満ちていて興味はつきません。私もダ・ヴィンチゆかりの場所をいくつか訪ねています。
Le Clos Lucé はフランスにやってきたダ・ヴィンチが暮らし、そして亡くなった場所ですが、ここの美しい庭に彼の設計した機械類が再現されていて、触れることもできます。また庭の木々の下でベンチに座り、音で説明を聞くこともできます。実に素晴らしい展示方法です。ぜひ訪ねてください。ここで日本語のテキストをダウンロードできます。歩いて15分くらいの場所にChâteau d'amboiseアンボワーズ城があり彼の遺体はここの礼拝堂に埋葬されました。晴れた日にはロワール川を一望できる城のテラスにフランスの三色旗とブルターニュの旗が並んで翻っているはずです。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 『グリーン・ナイト』 The Green Knight 映画レビュー(2023.01.21)
- my French Film Festival オンライン映画祭(2016.02.04)
- Les Souvenirs 愛しき人生のつくりかた 来年1月から全国ロードショー(2015.12.17)
- Beauties 美しい映画のオンライン配信はじまる(2015.08.10)
- 「世界の日本人妻は見た!」フランス・ブルターニュ編(2015.03.31)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『ナイトランド・クォータリー vol.31 』往方の王、永遠の王〜アーサー・ペンドラゴンとは何者だったのか(2023.01.13)
- 「幻想映画ヒロイン大図鑑」永遠の恋人から絶叫美女まで(2015.10.29)
- パリから一泊! フランスの美しい村(2015.06.17)
- Plans de Paris 携帯できるパリの地図(2015.02.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
私も楽しみです。しかし、主役は誰なんでしょうね。私には知らない人かな。どの程度、ロケが出来るのか期待してます。
投稿: kumiiko | 2005.01.25 21:12
トム・ハンクスのようですよ。
朝日新聞より 2005年01月23日
映画化では主役の米ハーバード大教授役にトム・ハンクス、相手役の暗号解読官には仏女優の起用が検討されている。地元のジャン・レノがヒロインの上司の捜査官役で脇を固めるとの報道もある。封切りは06年の予定。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.01.25 22:26