欧州連合の行く先は・・・

いよいよ欧州連合(フランス語ではUE)憲法条約批准を問う国民投票が行われる。頻繁に実施されている世論調査では「批准NON」が55%である。土曜恒例のレンヌ朝市ではTシャツにOUIまたはNONと書いた人たちが大声で意見を戦わせていた。
シラク大統領は26日、「この国民投票は歴史的な責任があるので、欧州建設とフランスの内政を混同することがないように」と発言した。政界では、もし否決された場合に条約を見直す「プランB」の内容が論議されているが、すぐそのあとにオランダの国民投票(6月1日)がひかえていて、両国の結果しだいでは、欧州の枠組みさえも意味を失ってしまうことになりかねない。
私個人の意見は批准に賛成である。UEの規模が急激に拡大しすぎたことで、失業問題など大変な摩擦がおきているのは確かだが、今の段階で構想が宙に浮けばどのような混乱が起きるのか想像できない。今年予定されているデンマーク、ポーランドの国民投票も先の2国の結果に影響を受けるはずである。
数日まえにフランス人の友人と話したが、「まだ決めかねている」と言っていた。構想自体は素晴らしいが、理想と現実の間に隔たりがあるからだ。とにかく、すべては明日の投票結果にかかっている。
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