ケルト組み紐模様のペンダント
ケルト写本の文様を大別すると渦巻き、組紐、動物に大きく分かれます。
初めも終わりもなく無限に循環する紐をキリストの復活と永遠の象徴、あるいは結び目は資質なもの同士の結合を暗示するエロティックなものとする解釈もなされているのです。
宗教学者のエリアーデによれば組紐文様は単なる飾りではなく、ヨーロッパでは魔除けや豊穣祈願の護符として用いた地方があり、さらにそれはインド=ヨーロッパの神話の、紐によって敵を倒す神(たとえばインドのヴァルナ)の持ち物にまで遡るという 図説 ケルトの歴史
写真はこの組紐文様をペンダントにしたもの。本来10ユーロの商品ですが閉店セールをしていたので7ユーロで購入しました。紐の部分は革です。あと2つあるので、欲しい方があれば原価でお譲りします。右の写真がほぼ実物大です。メールで連絡してください。
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コメント
私がイギリスの Past Times から通販で購入したマグカップにも良く似たケルト模様が浮き彫りになっています.イギリスでもケルトのグッズは一定の人気があるようです.
投稿: 俊(とし) | 2005.07.03 10:27
こんにちは。
アイルランドの写本からとられた文様が多いのですが、とても特徴があるので、すぐにわかります。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.07.03 10:45