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2005.06.03

なぜ欧州連合憲法条約批准は否決されたのか

  きのうのエントリーは欧州共同体が消滅するという意味ではない。すでに共通通貨ユーロは定着しているし、互いの国を自由に行き来できるのだから。今後の円滑な運営のために、よりよい施策をさぐっている状態である。多様な価値観をひとつにまとめるsolidarité連帯をどういった具体的な形にするかが、今後の問題なのである。

  フランスとオランダの否決の持つ意味合いは異なっている。それを解説してくれているのが桑原靖夫さんのこのエントリーである。「列車は速すぎたのだろうか」~オランダ国民投票の背景~。新しいEUという枠組みを受け入れるためには、それぞれの国の社会システムを改変しなければならない。EUが拡大すればするほど、そのすり合わせが困難になっているのである。

  

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コメント

今日は

早速お読みいただき、トラックバックまでしていただき有り難うございます。

このところ、グローバル化への不安や不満が目立っていますね。ひとりのウオッチャーとして、これからどんな展開になるか、しばらく目が離せません。

投稿: 桑原靖夫 | 2005.06.03 21:44

こんばんは。

数十人のフランス人と話し合ってみましたが、多くの人が考える「ヨーロッパ」とはキリスト教と切り離して考えられないようです。トルコのようなイスラム教の国の加盟が具体化してきたことが、否決の決め手となったようです。

投稿: 市絛 三紗 | 2005.06.06 05:08

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