フランス 美術館・博物館ガイド
「詩と幻想の画家 ギュスターヴ・モロー展」という展示会が7月31日まで兵庫県立美術館で開催されています。パリにあるギュスターヴ・モロー美術館から160点の作品が日本にやってきました。「宝石をちりばめたような絵画」と評される独創的な世界を持つ私の大好きな画家のひとりです。
今日本に来ている「出現」という作品は新約聖書のサロメと洗礼者ヨハネを描いたもの。ヨハネの生首が空中を漂っていますが、これはサロメが踊っているときに幻覚をみたところを描いたものです。サロメを題材とした作品はほかにも「踊るサロメ」、「牢獄のサロメ」などがあります。
フランスで暇を見つけては美術館や博物館めぐりをするのが楽しみなのですが、日本のガイドブックに載っておらず、たまたま行った場所で思いがけない出会いをすることもあります。知られていないような美術館を紹介できたらいいと考えて、別のメールマガジンを発行することにしました。興味のあるかたは登録してくださいね。
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コメント
こんにちは。
ウチから坂道を少し下って行った所にギュスターヴ・モロー美術館があるんですが、そこは現在品薄ってことでしょうか・・・。そこにはまだ行ったことないんですが、近々帰国するからその時に日本で特別展を見るのもイイかも。いろんな美術館から作品が集合してるでしょうし、代表作をザッと見るには良いかも。
兵庫県立美術館って、いいのやってますよね。
投稿: yaco | 2005.07.07 17:07
こんにちは
この展示会はギュスターヴ・モロー美術館の作品だけのようです。彼の作品は日本の美術館にも数点あるようですね。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.07.07 20:03
そうなんですか~。
じゃあ、日本でわざわざ行ってもしょうがないかな。
逆に今、パリのモロー美術館に行くと、普段展示されていないものが展示されてるかも?
投稿: yaco | 2005.07.09 04:07