テロの黒幕は誰?
推理小説なら読みすすめてゆくと、犯人がわかる。その犯人が予想外の人物であるほど、読者は満足する。でも、ロンドンで起きた同時多発テロの犯人像はいろんな情報がありすぎて、どの報道が信憑性があるのか、さっぱりわからない。
その混乱ぶりは、田中宇さんが国際ニュース解説の怪しさが増すロンドンテロ事件でくわしく解説してくれている。一番わりきれないのがロンドン、ニューヨークの両方で、テロ訓練日に本当のテロが起きたということである。その訓練にかかわる情報がもれたか、誰かがもらしたとしか考えられない。そうなるともはや誰も信用できない。
911事件のあとでモロッコを旅したことがある。その時、たまたま隣でご飯を食べていたイギリス人の映画監督と話をした。彼は20年近くモロッコに住んでいて映画制作もしている。NHKに映像提供したこともあるそうだ。モロッコについては「みんな親切だし、一生ここにいようと思っていた」そうである。ところが事件後、見知らぬ人たちから「白人は自分の国へ帰れ」とからまれるようになり、身の危険を感じたことさえあったのだそうだ。
それと同じように西洋社会に「アラブ」や「イスラム教徒」へのいわれなき差別が広がっているように思えてならない・・・
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コメント
一連のテロ事件、胡散臭く思っております。
ロンドンの二度目のテロ騒動は胡散臭すぎて記事としては特集しなかったほどです。一回目のテロは記事にしましたところ反響がありましたのでTBします。
投稿: TYDA | 2005.08.01 11:42
こんにちは。
フランスのニュースはロンドン3度目のテロの可能性について言及していました。
ロンドンのテロは日本では大々的に報道されているでしょうが、世界ではたくさんの事件で人命が失われています。テロも多発しています。それらはあまり報道されることもないでしょう。
またアフリカでは毎日数えられないほどの人が飢えでなくなっています。そのことも忘れてはいけないと思っています。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.08.01 15:21