« 暴動の深い傷跡 | トップページ | パリ郊外もほぼ日常にもどる »

2005.11.18

現代アートの館

jar

jar3  たまたま交差点を曲がろうとして、不思議なオブジェを見つけた。場所はLorientロリアンから北に20キロくらい行ったところである。民家の庭いっぱいに丁寧に飾り付けられた作品が並んでいる。友達2人は何度もそこを通っていたのに気づかなかったらしい。あまりにたくさんのオブジェがあったので車を降りてしげしげと眺めてみた。jar4ちゃんと説明も書かれていて、テーマもそれぞれ話題性のあるものだ。1枚目はこの家の近く、Plouayで自転車の国際大会が行われたときの様子をあらわした愉快なもの。頭はかぼちゃだ。でも後ろの方には魔女が立っているし、怪物もいる。右の写真は木を刈り込んでつくったエッフェル塔と動物たち。とてもよくできている。


jar2
  こちらはちょっと不気味で夜だったらしりごみしそうなもの。木には木靴がいっぱいぶら下がっているのがわかるだろうか。ちょうどToussaint(キリスト教のすべての聖人の日)の前だったので、普通の街角にも奇怪なものが売られていた。詳しいことは聖人の日と死者の日を参照のこと。

jar1
  最後は2003年に行われた「ラブパーティー」で40人が怪我をしたことが書かれている。「ラブ・パーティー」とはテクノ音楽を聞きながら朝まで過ごすもので草原や農場などで行われるのだが、近年多くのトラブルが起きていて禁止する自治体も多い。詳しくはメールマガジンのバックナンバーから。

|

« 暴動の深い傷跡 | トップページ | パリ郊外もほぼ日常にもどる »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 現代アートの館:

« 暴動の深い傷跡 | トップページ | パリ郊外もほぼ日常にもどる »