ウィキペディア百科事典は信頼できる
先日虚偽記載問題について書いた、インターネット上の百科辞典Wikipediaウィキペディアの信憑性をめぐり厳しい意見がとびかっていたが、Nature誌の行った調査ではWikipediaとBritannicaが正確な情報源として同レベルにあるという結論になった。
Natureは、今回の調査にあたって、WikipediaとBritannicaの双方からさまざまなトピックを選び出し、各分野の「しかるべき」専門家に意見を求めることにした。依頼を受けた専門家は、それぞれから同じ話題の項目を抜き出し、比較を行った。ただし、専門家には各情報がどちらのサイトから抽出されたかは知らされなかった。その結果、各分野の専門家から合わせて42件の有効回答が集まった。最終的に、極めて重要な概念に関する一般的な誤解など、深刻な誤りが見つかったものはわずか8件で、それぞれ4件ずつという結果になった。ただし、事実に関する誤記、脱落、あるいは誤解を招く文章はいくつも発見された。Wikipediaにはこのような問題が162件あったのに対し、 Britannicaのほうは123件だった。
この数を1項目あたりに換算すると、Britannicaは2.92件、そしてWikipediaは3.86件となる。
「Natureが実施した専門家主導による調査は、専門意見を聞いてWikipediaとBritannicaの科学分野の内容を比較した初めての調査だが、その結果は注目を集めている例(SeigenthalerやCurryの問題)が例外的なものであることを示唆している」(Nature誌)
「Wikipediaの情報はブリタニカと同じくらい正確」--Nature誌が調査結果を公表 CNET 2005/12/16
どんな記述にも誤りがあるということさえ忘れなければ、ウィキペディアは役に立つと思う。
参考資料
WInternet encyclopaedias go head to head Nature 438, 15 December 2005
Natureに掲載されたWikipediaのリポート takenotes blog
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- Le retard de Pokémon Go en France フランスのポケモンGO 配信遅れ(2016.07.24)
- The Book of Kells Free to View Online ケルズの書をオンラインで見る(2014.01.08)
- 無料でフランス語のスペルチェックをする方法 その2(2013.08.23)
- パソコントラブル続いています(2012.12.19)
- フランス語の発音がわからない時に使える便利なサイト(2010.12.21)
この記事へのコメントは終了しました。




コメント
市絛 三紗さん、今晩は。
逆に言えば、Britannica はどこの誰が書いたかわからない Wikipedia と同レベルということになる訳ですから、Britannica の権威とは一体何だったのかということになりますね。
投稿: M@s@sumi | 2005.12.20 03:45
完全なものはないということでしょう。
ところで、あなたのBlog、Firefoxで見ると両サイドがくずれてしまっています。見直したほうがいいのでは・・・
投稿: 市絛 三紗 | 2005.12.20 04:48
市絛 三紗さん、今晩は。
Firefox で見ると、わたくしのブログの両サイドが崩れて見えるのですか。う~ん。
あれはFC2が用意しているテンプレートの中から選んだものなので、わたくしにはどうしようもありません。(´・ω・`)
いずれにしても、既成のテンプレートをちゃんと表示できないとすれば、Firefox 側に問題があるということになりますね。その内、修正されるでしょう(多分)。
投稿: M@s@sumi | 2005.12.20 18:51
どのブラウザで見てくれてもいいように自分でチェックしておかないと、そういう修正はないと思いますよ。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.12.21 03:21
市絛 三紗さん、今晩は。
やはりそうですよね。しかし、あらゆるブラウザで正常に表示されるように調整する知識がわたくしにはないので、なす術がありません。
ところで、市絛さんは普段、デジカメだけで写真を撮っていらっしゃるのですか。それとも、銀塩カメラも併用なさっていらっしゃるのですか。もし併用なさっているとしたら、それぞれの使用比率はどれくらいでしょうか。
わたくしはと言えば、モノクロ専門ですので、銀塩カメラで撮影することが殆どですね。デジカメはメモとして使うぐらいで、本格的に使うことはありません。
今年はアグフア倒産、TC-1やヘキサーRFの生産中止、CONTAX消滅、ブロニカ中判カメラ事業終了と、銀塩カメラファンにとっては悲しいニュースの多い年でした。この分では、F6が最後のプロ用銀塩一眼レフになるかも知れませんね。
投稿: M@s@sumi | 2005.12.21 19:06
日本ではニコンのF3を使っていましたが、今はデジカメD-70だけです。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.12.22 00:56