ルノーの修理工場 感激の無料サービス
フランスでは日本のようなゆきとどいたサービスを期待するのはむずかしい。分業化が進んでいるので、「ここは自分の担当だけど、それは違う」とたらいまわしにあうこともしばしば。しかも日本のようなマニアルがないので、役所でも人によって言うことが違うという有様。
フランス語を母国語としない人間にとっては、その詳細な違いなどわかるはずもない。日本ではずっと車を運転してきたが、定期検診にさえ出していれば悪いところは手遅れにならないうちにチェックしてくれるので、運転中にトラブルにまきこまれたことはない。
こちらで購入したはじめての中古車1987年製のRenault ルノー、Super5 GTR スーぺールサンクのおかげで、車の用語をたくさん覚えることになった。買ったのは10月15日。それからもう3度ルノーの修理工場に行った。一度目はCarhaixカレという町で、二度目と三度目はレンヌ郊外のSt-Gregoireサン・ グレゴワールへ。
三度目となった昨日はオイル漏れを修理。冷え込んでいないので4-5回でエンジンはかかった。車は目の高さまで持ち上げられ、医者のような白衣を着た男性が故障箇所をチェックし、別の男性に指示を出す。(二度目は11月9日だったから、さすがに彼も覚えていた。専門用語を知らない私のためにボンネットを開けて説明してもらったからだ)。
日本では車の下部などしげしげと見たことはなかったので、私も一緒にじっと見る。車はオイルがべっとりと付着し、悲惨な状態。でも、「大したことないよ。20ユーロくらいで直るよ」と言われ一安心。ところが私は別の異常を発見してしまった。マフラーの本体に穴があいている!穴自体は小指が入るくらいでそう大きくはないがその周辺も腐食がはじまっている・・・音が特にうるさいわけでもなく、煙がいっぱい出ているわけでもないのに。
とにかく、オイル漏れの修理。私は工場見学が好きなのでその工程をじっと見守る。ネジをはずして部品を換えただけ。もう一人の男性も手伝いにきて、部品を交換するのにオイルもれを防ぐ。 あとはスプレーで霧状の水(洗浄液?)をふきつけてカバーを装着。カバーの内部もひどく汚れているのにそれは無視して取り付けてしまう。(カバーもきれいに洗いたいな・・・)。あとはオイルを足して終わり。この車の予備タイヤは下に留められているのだが、取り外して空気も入れてくれた。カメラを持っていかなかったのがちょっと残念だった。
これが20ユーロかと納得。「マフラーは交換したほうがいいよ。工賃も含めて96ユーロだよ」というから「今日の修理費はいくら」と聞いた。「それはサービス。ただだよ。マフラーを交換するには僕に電話して」との答え。油まみれになったのを見ているから、その費用を請求されないとは信じがたかった。きっと目が真ん丸になっていたはず。指名するということは、修理した件数で給料が違ってくるのだろうか。あとは点火プラグの交換150ユーロもある。
買う直前にコントロールテクニック(日本の車検のようなもの。6ヶ月以内のコントロールテクニック証明書がないと売買できない)をしているのに、マフラーなどチェックしないのかという疑問。マフラーもチェックするのが普通だが、エンジンとブレーキ以外のチェックは義務ではないようだ。ということは、取り替えなくても売れるということ。
何かいい方法はないかと、ネットで検索。運転できても車のメカニックは全く知らない。でもここでは何でも自分でやらないといけない。マフラーの穴がまた空きました~を見ると、ペタっと貼るだけで大丈夫なものがある。これなら車の下にもぐりこむだけでOK。私にでもできる。これをフランスで購入できないのか、さらに探すとやっぱりあった。価格もとても安い!
GUN GUM Silencer Repair Bandage for Exhaust repairs New
HOLTS GUN GUM EXHAUST SILENCER REPAIR BANDAGE FREE P&P
でもこの調子でトラブルが重なると、レンタカーがずっと安い。特にこれから冬場、出かけてエンジンがかからないと帰って来れない。私が行く先は畑の真ん中が多いので、どんなことが起きるかわからない。念のため寝袋を積んでおくことにした。使いたくはないけれど・・・
フランス語ひとくちメモ
le échappement エシャップモン 排気装置
pot d'échappement ポー デシャップモン マフラー
tuyau d'échappement チュイオー デシャップモン 排気管
le allumage アリュマージュ 点火
bougie d'allumage ブジ ダリュマージュ 点火プラグ
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コメント
市絛 三紗さん、今晩は。
何だかその車、日に日に悪くなって行っているような気がするのですが…(´・ω・`)
投稿: Tristan | 2005.12.03 01:43
フランスの中古車ですから、18年もたてばそんなものじゃないのでしょうか。
寝袋はあくまでも保険です。こないだも500キロ走れましたからね。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.12.03 04:10
こんにちは~
Super5、オイルパン・ガスケット交換をしたんですね。
うちのExpressも基本構造はSuper5と同じなんでが、やっぱりオイル漏れしちゃっています。まぁ、まだ大丈夫ですが(笑)
素人判断で申し訳ないのですが、Super5の不調は記事を読むとキャブが原因のような気がします。
始動不良はガソリンが多くエンジンに流れ込むのが原因かもしれません。
Super5、早くご機嫌が直るといいですね。
あと知っていたらごめんなさい。
フランスでアルピーヌ部品専門店を営んでいる方がいますよ~
http://a110.exblog.jp/
投稿: ももんが | 2005.12.03 21:15
ももんがさん。こんにちは。
>オイルパン・ガスケット交換をしたんですね
用語を知らないんです。ただだったので明細はないしわかりません。
Depose d'un carburateur キャブレターの解体 56.34
Nettoyant carbura キャブレターのそうじ 11.50
この2つは2週間前にすませていて70ユーロ近く支払っています。(320ユーロに含まれる)
寒いのがいやだっただけだと信じたいです。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.12.04 01:31
もうお一方yasuさんがいらっしゃるようなのでちょっと名前替えます。
イロイロ調子が悪い割には長距離走られてるので、案外致命的なトラブルは無いのかも知れないですね。
キャブレターのクルマは冬場(特に気温が低いと)ご機嫌悪いことがありますし。あと、クルマによってはエンジンをかけるお作法(おまじない?)があったりしますし。(アクセルを2回踏み込んでからエンジンをかけると、かかりやすいとか)
はやく、ストレスなしに走れるようになると良いですね。
投稿: yasu@奈良 | 2005.12.04 02:43
yasu@奈良さん。
一緒のかただと思っていました・・・おまじないを早く見つけたいですね。
「1時間もエンジンかからなかった」と言ったのに、「今日は数回で大丈夫だった」と言うと、点火プラグの取替えのことは無視だったんですよね。「半年以内には変えないといけないよ」とは聞いていますが。こんなものなんでしょうか?
投稿: 市絛 三紗 | 2005.12.04 05:11
点火プラグは、エンジンの中で小さな雷を起こしてガソリンを燃やしています。火花が飛べばいいので、急にダメになることはほとんど無いです。
電極がキツネ色に焼けていて、電極がある程度残っていればOKです。
点検時に電極間の距離をゲージで調整して、ブラシで磨いて再装着しているはずですから、とりあえずは使えると判断しているのでしょう。
ある程度使用すると、火花の飛びが弱くなるので、交換が必要となります。コードもプラグよりは使用期間が長くなりますが、通電能力が徐々に低下しますので、交換が必要です。
だいたいは、こんなことです。
投稿: yasu@奈良 | 2005.12.04 14:37
丁寧な説明ありがとうございます。
日本の友人が「チョークまでついていて、出かける度にハラハラする車なんて日本にないから貴重な体験だ。そんな車に一度乗ってみたい」というので、「レンヌまで来たら乗せてあげるわよ」と答えておきました。
まあね。この調子ならみんなにもっと喜んでもらえるかも・・・Super5 GTRというのは日本に入ってないらしいですね。これってみなさんがいうように、スポーツタイプなのかな?
私は本当はスピード狂なのですが、この車はさすがに制限速度110キロを守っています。それ以上スピードだすと、ほかのトラブルがおこりそうなので。
投稿: 市絛 三紗 | 2005.12.05 03:27