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2006.03.19

レンヌで学生が大学閉鎖 その8 3月16日、夜の乱闘 続報

    前のエントリーを補足する木曜日の夜のもう少し詳しい情報がはいった。午後11時ごろから数百人が町のあちこちに出没。鴨が喜ぶような寒さ(冷え込んでいることのたとえ un froid de canard)にもかかわらず「俺たちは疲れてないぞ」と叫びながらあちこちのゴミ箱に火を放っていった。

  12時ごろ夜になって最初の催涙弾が放たれた。若者たちとCRS(共和国機動隊)は鬼ごっこさながらに行き先を変えながら次第に市役所前広場に接近してきた。そして火炎瓶が市役所の窓めがけて投げられた。火炎瓶をつくった人間は少したってから取り押さえられ翌日10ヶ月の禁固刑が言い渡された。

  午前2時、川沿いに場所を移動しながら若者達の抵抗は続いた。中央郵便局の裏手にあたるRue Jules-Simonでゴミ箱や板でバリケードを築き火をつけたのだ。幸いにも消防隊員が火を消し止めたので建物に飛び火することはなかった。若者たちは手当たりしだいにいろんなものを投げ続けたのだが、背中に背負っている空き瓶もつきる時が来た。4時すぎにもこぜりあいがあったが5時ごろには長い夜も終わり、やっと機動隊も引き上げることができた。

   その後のフランスの動き

  18日、フランス全土で50万人(警察発表)から150万人(主催者)のCPEに反対するデモがあった。ね式(世界の読み方)ブログのCPE 関連クリップ、50万人を越す参加者に主要記事がまとめられている。

  パリでは大学の封鎖に反対する大学生たちもいる。
  Le Mondeの"Juste contre le blocage"(写真と音声)

    SOS Facs bloquées : étudier est un droit 上に出てくる学生が14日につくったBlog

  その9に続く

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コメント

三紗さん こんにちは(HNLはまだ日曜の午後5時です)
レンヌの方は少しは落ち着いたでしょうか。

今日のCNNのニュースでもパリのデモが大きく取り扱われていますが、アメリカの新聞を読む限り一般読者は他の国の反戦デモとの区別がつかないようです。
その中で、ニューヨークタイムスはこの一連の学生運動をトップに掲げ、写真のキャプションとしてものすごく簡潔な説明を一行つけていました。騒動の理由いわく「over a law giving employers two years to fire workers without cause.」
単純なアメリカ人にとっては非常に分かりやすい論理でしょうけど、真相は?ってつっこみたくなるシンプルさです。背景にはもっと複雑に積み重なってきた社会的不満があるんでしょうね。
また最新の現地情報待ってます。くれぐれも気をつけて!

投稿: ysbee | 2006.03.20 11:56

こんにちは

レンヌは何もありませんと言いたいところですが、土曜日も学生たちは石を投げ、CRSは催涙ガスで応酬したそうです。デモには3万人が参加、組合や政党も加わり「暴力はやめよう」と呼びかけたようですが、無駄だったようです。

すぐ側にはバス停もあり、赤ちゃんを抱いたお母さんもいあわせたようで、それを見た新聞記者は「危険だ」と感じたそうです。昼間ですからね。私はこの日もレンヌにいなかったので、自分では見ていないのですが。

投稿: 市絛 三紗 | 2006.03.20 19:36

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