Saint Yves聖イヴのパルドン祭 その1

Saint Yves聖イヴはブルターニュで貴族の息子として誕生した。7歳の時、Tréguierトレギエで行われた教会のミサに心をうたれ人のために生きようと決心したと伝えられている。学問を修め地元にもどると、両親から受け継いだ領地から得た収入を貧しいものたちに分け与えた。パンも肉も家を暖めるタキギさえもおしみなく差し出したのだ。着るものがないものがいると、自らの衣服を与えることもいとわなかった。彼自身は一日一食、パンや根菜類だけをとり、果物、肉、魚、チーズでさえも食べなかった。復活祭には人々が彼のためにタマゴを持ってきた。それでも彼は微笑んで水しか口にしなかったのだそうだ。
私は以前La Cathédrale Saint Tugdualをたずねたことがある。だがほかの場所と一緒に連れて行ってもらっただけで、Saint Yves聖イヴのことを深く調べたことはなかった。上の記述は昨日購入した小冊子から抜粋したものだが、何という高潔さだろう。人々がSaint Yves聖イヴのことを"l'ami des pauvres"「貧者の友」として崇敬し、ブルターニュの守護聖人と呼ぶ理由がよくわかった。

21日は雨だった。私とセシル(後日改めて説明したい)がLa Cathédrale Saint Tugdualに到着したとき、すでに記念のミサが始まっていた。教会中に入りきれない人々が教会を幾重にも取り囲みじっと雨に打たれていた。「晴れの日」にふさわしく町中が花々で飾られている。ブルターニュの原野を黄色に染めているgenêtエニシダだ。
その2につづく
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