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2006.05.31

レンヌでデモ VIVRE ET DECIDER NOTRE CULTURE EN BRETAGNE

Dscn0030


  6月3日の午後、レンヌで「ブルターニュの文化を守ろう」というデモ行進があります。集合場所はオッシュ広場。もちろん私も参加します。具体的な内容は下のようなこと。ブレイス語です。(私はほとんどわかりません)。

  主催はConseil Culturel de Bretagneです。日本語では「ブルターニュ文化評議会」とでも訳せばいいのでしょうか。


LAKAOMP HOR SEVENADUR DA VLEUNIAÑ ER VRO
VIVRE ET DECIDER NOTRE CULTURE EN BRETAGNE
   03/06/2006 Place Hoche 14:30

  Treuzkas galloudou hag arc'hant da Vreizh evit
   -ar c'helenn brezhoneg ha gallaoueg
   -ur servij publik breizhek a skingomz hag a skinwel
   -digreizennañ ar sevenadur
   -Breizh adunanet
   -an demokratelezh lec'hel
   ・ブレイス語とガロ語教育
    (ガロ語はラテン語のくずれたもの。ケルト系ではありません)
   ・ブレイス語でのラジオ、テレビ公共放送
   ・文化的な政治活動
   ・ブルターニュ再統合
   ・地方ごとの民主主義
Affiche_manif_floue

  上の写真は2003年の様子。どちらを向いてもブルターニュの旗が翻り感動的でした。他の写真はLa Bretagneのブルトンというところで公開しています。

  ブルターニュでブルトン人としてに生きることを誇りに思い、その文化を子供たちに伝えようとがんばっている人たちがいます。これまではそれぞれの団体がバラバラに活動していましたが、数年前から徐々に行動を共にするようになってきました。裏をかえせば、このままでは文化が滅びると危機感を抱いているのです。

  アイルランドでは同じくケルト系のgalélique d'Irlandeゲール語が第一公用語となっていますが、フランスではフランス語を使用しなければなりません。言葉を守ることは文化を守ることと深く関わっていますが、ブレイス語を話すことのできる人はどんどん減少しています。右は今回のデモのためにつくられたポスターです。

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