重さの無い彫刻展

レンヌ在住の日本人、瀬川剛(せがわ ごう)さんが7月7日まで展示会を開催中だ。彼の作品は非常にユニーク。透明なアクリル板にデッサン(油性ペンまたはアクリル絵の具、またはプリント)し、格子状に組み合わせる。すると組み合わさったデッサンが立体をつくりあげるというもの。現実空間における仮想立体が誕生する。
具体的には3Dソフトを使いモデリングする。あるいは立体スキャンしたオブジェクト(3Dシミュレーション内での物体)をもとに制作するのである。写真にすると透明なアクリル板がわかりにくいので少々コントラストを強くした。下の作品は1メートル近くある巨大なもの。見る角度によっては形をなさないので、見学者は作品のまわりをグルグルまわることになる。

瀬川剛さんは2001年度、セゾンアートプログラム 美術家助成プログラムの受賞者。物質性を消去することで物体を意識させたり、虚像により実像を意識させるような作品を制作。従来の知覚に揺さぶりをかける試みを重ねている。(受賞記念展)
展示会場
La Maison Internationale de Rennes 月曜~金曜 14:00~18:30
7 quai Chateaubriand 35000 Rennes
tel:02 99 78 22 66
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