パリ・プラージュでトップレスに罰金
毎日新聞にこんな記事が載っていた。パリ:人工ビーチでのトップレスなど禁止という内容。
パリ市は29日、セーヌ川岸に設置している人工ビーチ「パリ・プラージュ」(パリのビーチ)での「トップレスやひも状態のビキニ姿」を禁じる布告を出した。
パリジャン紙によると「過度な露出はセーヌ川岸沿いでの危険な行為を誘発しかねない」ため。違反者には38ユーロ(約5500円)が科せられる。セーヌでの人工ビーチは今年が5年目で昨年まで禁止措置はなかった。仏南部コートダジュールなどではトップレスやひも状ビキニは一般化している。毎日新聞 2006年7月30日
Paris Plagesパリ・プラージュとはセーヌ川のほとりに砂をしきつめ、海に行ったような気分を味わってもらおうといううれしいような、ちょっと寂しいようなパリのイベント。(本物の海に行ったほうがもっと楽しいだろうから)。ビーチパラソルや椰子の木などが、川沿いに並んでいるのである。2002年からはじまったのだが、これが予想外の人気をよんでいる。昨年は380万人が利用した。Paris Plagesの映像はここからどうぞ。
日本人は日焼けをきらうが、フランス人は何とかして日に当たろうとする。海辺でも水温が低く泳げないとしても水着になって日光浴を楽しむのだから。こんな時、女性の多くがビキニ姿。トップレスになる女性など当たり前なのだ。それを今更禁止にして、38ユーロの罰金を支払えというのは馬鹿げた話ととらえられている。
今年は暑い日が続いていて寒がりの私でさえ「洋服なんて着ていたくない」くらいなのだ。セーヌ川のほとりだけ禁止してもあまり意味がないような気がするが・・・
L'interdiction des strings et seins-nus à Paris-Plages fait débat TF1
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