レバノン・白昼の暗殺
ジュマイエル産業相(34)が11月21日、レバノンの首都ベイルートで撃たれ死亡した。レバノン産業相暗殺される・キリスト教勢力の代表格(Nikki Netより)を参照のこと。
以前にも紹介したことのあるレバノン在住のジャーナリスト安武塔馬さんのメルマガにはさらに詳しい状況が述べられている。報復を叫ぶ若者を引き止めたのは、故人の父で元大統領のアミーン・ジュマイエル氏だった。
「内戦に引きずり込まれてはならない。ピエールは祖国のために死んだ。どうかピエールの死を汚さないでくれ。報復してはならない。今夜はただ祈ってくれ、ピエールと祖国のために」
アミーン・ジュマイエル氏の弟バシール・ジュマイエル氏も1982年に大統領に選出された後、爆殺されたのだという。暗殺はシリアによるものとささやかれているが、実際に誰が手をくだしたのかはわからない。弟に続いて自分の長男を失ったのだ。その悲しみははかりしれない。
午後3時半20数発の銃弾をうけて亡くなったピエール・ジュマイエル氏。その葬儀は23日、首都ベイルートで営まれ殉教者広場はレバノン国旗で埋めつくされたそうだ。レバノン産業相、ベイルートで葬儀(Nikki Netより)。昨日はレバノン建国記念日だった。しかしレバノンの状況はまだ安定していない。
ベイルート通信 中東情勢を伝えるホームページ
安武さんのメルマガはJapan Mail Mediaのサイト上で最新版だけ閲覧可能だ。
国連独立調査委、レバノン工業相暗殺事件解明に協力 朝日新聞
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