ヨーロッパの王妃

数年前、英国を旅したとき、王室の宝石コレクションを見た。ちょうどその時、歴代の王妃のウエディングドレスや故ダイアナ妃のドレスも別の場所に展示されていた。ルーブル美術館にもCouronne de Louis XVルイ15世の王冠がある。このようなきらびやかな衣装や宝石を身にまといつつ、他の国に嫁いでゆく王女たち。
そのほとんどが、ものごころのつかないころに婚約者を決められていて、自分の意思で相手を選ぶことも叶わない。それでも仲むつまじく添い遂げることのできたカップルもいる。だが歴史の波に翻弄され、再婚を余儀なくされたり、時として処刑されてしまうケースもあった。
この「図説 ヨーロッパの王妃」には13人の実在の人物が生きた波乱万丈の物語が綴られている。夫をそして子供たちを守るため、雄々しく運命と立ち向かう王妃たち。刻々と変化するヨーロッパの情勢が、彼女たちの行く手に立ちふさがる。豊富なカラー図版が時代ごとの風俗を示してくれ、それぞれに細かな系図があるので歴史の復習には最適の本だ。
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コメント
ご無沙汰です。よい本をご紹介いただきました。来年年明けに始まる「ティアラ展」の仕事に絡んでいるところで、何か参考になりそうですね。
投稿: 旅のスタイリスト | 2006.11.12 15:49
こんにちは
王家に生まれたら大変です(笑)
「禍福あざなえる縄のごとし」で、平凡な人生が一番幸せなんでしょうね。
宝石の話は出てきませんが、各国の歴史背景はよくわかると思います。
投稿: 市絛 三紗 | 2006.11.12 20:30