サダム・フセイン元大統領、死刑執行される
26日の死刑確定からわずか4日後の30日、絞首刑となったサダム・フセイン元大統領。その直後バグダッドなどで自動車爆弾が爆発し、ロイター通信によると少なくとも計68人が死亡したと報道されている。
イラク国営テレビ局は執行前後の数分間の録画を無音で放映した。元大統領がロープに首を通される様子や、執行後に横たえられた顔などが映された。また中東カタールの首都ドーハを本拠地とする衛星テレビ局Al Jazeeraアルジャジーラのネット上にも写真がのっている。
フランスではテレビや日刊紙Le Figaroル・フィガロがイラク国営テレビ局で放映されたビデオを公開している。だがフランスでは死刑制度そのものが廃止されており、死刑執行に対してとまどいも隠せない。
つくられた独裁者、最後は「犯罪者」 フセイン元大統領(asahi.com)には、「アラブの雄」から「危険な独裁者」、そして「犯罪者」として処刑されるまでの経緯がまとめられている。波乱万丈の人生、それをささえる資金や武器を供給したのは西欧諸国であった。
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