蒼い聖母ご出現の地 Pontmainポンマン その3 聖母ご出現

人口わずか500人しかいないポンマンからも38人の若者たちが戦争に参加していた。だがその生死すらわからなかった。そして、敵はすぐ近くまでせまってきていた。1871年1月17日。その日はとても寒く、雪が屋根を白くおおっていた。しかもフランスではめったにない地震が昼間に起きたのだった。
その日の夕方、Barbedetteバルブデット家の納屋(写真、上下)ではEugèneウジェーヌ(12才)とJosephジョゼフ(10才)が父親の手伝いをしていた。彼らには父親の異なるAugusteオーギュスト(25才)という兄がいたが、戦争に行ったまま消息がとだえていた。幼い兄弟にとって、兄のやっていた仕事をこなすのは容易なことではなかった。そこで二人はいつも「早く戦争が終わり兄が帰ってくるように」と祈っていた。(母親の1度目の夫と3人の娘たちは腸チフスで相次いで亡くなっていた)。

そこに近所の人がやってきた。そして兄オーギュストが無事ですぐ近くの村に戻っていると知らせてくれた。ウジェーヌは仕事の手を休め、空を見上げた。すると隣家の屋根の上に蒼い服を着た女性の姿が見えたのだ。女性の洋服には星がいっぱいついていて、その顔は微笑みをたたえているようだった。
その4につづく その1はこちらから。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- Le village préféré des Français 2015 フランス人の好きな村(2015.07.01)
- パリから一泊! フランスの美しい村(2015.06.17)
- Nouvelle vidéo démonstration de sécurité 新機内安全ビデオ(2015.03.28)
- Marée du siècle au Mont Saint-Michel モン・サン・ミッシェル、世紀の大潮(2015.03.23)
この記事へのコメントは終了しました。




コメント