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2007年3月の記事

2007.03.30

4度目の正直

  ブルターニュから日本へ拠点をうつし活動をはじめていますが、今は仕事でフランスを移動中です。そのため日本での桜見物は来年までおあずけとなりました。

  昨日4度目のシャモニー訪問。やっと念願だったAiguille du midiに上りました。快晴で見晴らしも最高でした。これから、ノルマンディー、ブルターニュと移動します。数日前から風邪気味で咽喉が痛いのですが、薬を飲みつつ何とか仕事を終えたいです。

  帰国は4月の後半ですので、気合を入れてがんばらないと・・・

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2007.03.18

オルタナ創刊 無料登録は3月末まで

Cover

  ヒトと社会と地球を大事にするビジネス情報誌「オルタナ」の第1号が手元に届きました。以前無料講読のお誘いをさせていただいたことがあります。

  私はこの情報誌で「フランスシャトーホテル巡り」というページを書かせてもらっています。第1回目はやはりブルターニュのホテルを選びました。タイトルは「ユーゴーを虜にした魅惑の城」です。Château de La Ballueというプライベートシャトー。ここは城・庭共に歴史遺産に登録されています。

  記事を読みながら、取材したときに急に夕立が降ってきたこと、そして庭に霧が立ち込めたことなどを思い起こしていました。しっかりと刈り込まれたフランス式庭園に藤の花が咲き誇っていました。この庭を設計したのはPaul Maymont。彼は日本に住んでいたこともあるので、日本的な遊びが随所に取り入れられているのです。

  オルタナは350円ですが、3月末までにネット上で登録すると自宅に無料で配達してくれます。このチャンスをお見逃しなく。さっそく登録をよろしくお願いいたします。ここからどうぞ。

  

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2007.03.16

ブルターニュのビール Pays de Cocagne

Pays_de_cocagne
    ブルターニュの飲み物といえばCidreシードル(リンゴの発泡酒)を思いうかべるだろう。もちろん特産だが、それだけでなくビールもたくさん種類がある。私は大酒のみではないが、珍しいアルコールを見つけたら飲んでみることにしている。

  ずっと探していたビールがこれ。La brasserie Lancelotの製品でPays de Cocagne。fleurs de bruyèreヒースの花がはいっているビールだ。味は「これってビール?」という感じ。”Cocagne”は「享楽」という意味。”Pays de Cocagne”になると「幻想の宝の国」だ。

  ほかにはorge maltée大麦のモルト、sarrazin蕎麦、fleurs de houblonホップの花などが使用されている。本当はヒースだけでつくったビールを探しているのだが、まだ見つけていない。

  「どうしてそんなものを」と思うだろう。実はケルトはヒースのビールを飲んでいたらしいのでいつか飲んでみたいと夢みているわけだ。我ながら変なこだわり。自分で作るしかないのかもしれない。レシピはあるのだが、ヒースが大量に必要なのでさすがにまだ挑戦していない。

  

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2007.03.10

モン・サン・ミッシェルはブルターニュなの?

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  ユネスコの世界遺産にも登録されているMont-Saint-Michelモン・サン・ミッシェルはブルターニュのガイドブックに堂々と載っています。左上のブルターニュの観光案内(日本語版)もそうです。ブレイス語ではMenez-Mikael-ar-Morです。

  でも公的にはノルマンディーに属しています。 なぜならCouesnon川がノルマンディーとブルターニュの境界となっていて、それがMont-Saint-Michelモン・サン・ミッシェルの西を流れているからです。左だったらブルターニュのものだったのに・・・

  新聞Ouest Franceウエスト・フランスのブログにこんな記事がありました。Les travaux pousseront le Mont-Saint-Michel en BretagnePar Didier PILLET, vendredi 16 juin 2006

  「歴史的には一時期ブルターニュだったこともある」なんていろいろ年号があげられていますね。ようするにブルトン人は「俺たちのものだ」と主張したいのですが、今後ブルターニュになるかというと少々無理があります。歌もリンクされていましたが、音質が悪いので興味があれば上のリンクをたどってどうぞ。

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行った人いますか?

  Perros Guirecぺロス・ギレックにCentre de thalassothérapie de Perros-Guirecタラソテラピー(海洋療法)センターがあります。

    ここには最近日本でも注目されているPhytomerフィトメールもあります。ここに行ったことのある方、お話を聞かせていただけませんか。情報をお待ちしています。

e-mail
 

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2007.03.08

パリのメトロ

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もうずっと前になるが、はじめてフランスに来た時、メトロに貼ってあるポスターがどれも大きいことに驚いた。そしてポスターをシワにならないよう手際よく交換している人の手さばきも感心して眺めたものだ。建築物の天井の高さや広場の彫刻など、目にうつるものすべてが日本より数倍も大きいような気がした。

  人間だって地平線のかなたまで見渡せる平原のようによく言えばおおらか。悪く言えば鈍感。日本のようにゆきとどいたサービスや心配りは望んでも無理ということが次第にわかってくる。フランスに対して大いなる憧れを抱いていれば、「こんなはずじゃなかった」とパリ症候群になってしまうだろう。こっちだって「何でも来い」というくらいの開き直りがないとフランスで暮らしてはいけない。
Metro3
  さてさてパリのメトロは駅ごとに全く印象が異なるのだが、こんな巨大なカエルを見つけたので写真をとってみた。場所はルーブル美術館の近く。Tuilerieチュルリーだ。ほかにも懐かしいスターたちが勢ぞろいしているのでホームをうろうろ。チャップリンさんに挨拶して地上に上がる。そこは気持ちのいい公園になっているので、ルーブル美術館に行く時はTuilerieチュルリーでメトロを降りて公園の中を歩いてゆくことが多い。ではパリ見物に出かけよう。

  

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2007.03.07

ミシュランガイド フランス 2007 

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  Guide Michelin France 2007

ミシュランのガイドブック フランスの2007年版が2月末に発売された。


  ブルターニュで昇格したレストランは次のとおり。

Guide Michelin. Les nouveaux étoilés bretons(Le Télégramme)

Le Brittany à Roscoff (29),
Le Youpala à Saint-Brieuc (22),
Le Saint-Placide à Saint-Malo (35),
L'Henri et Joseph à Lorient (56),
L'Avel Vor à Port-Louis (56)
Le Bretagne à Questembert (56).

4つ星ホテルLe BretagneのオーナーシェフAlain Orillacアラン・オリアックさん(50歳)はミシュランガイドでマカロンを獲得した喜びを語っている。Orillac la tête dans les étoiles(Bretagne.com)ランチは28ユーロから。


    参考

  「ミシュランの星」は どう決めているのですか?
  ミシュラン社の社長、海で水死 船に同乗していたノルマン氏のこと 悲しいニュースでした。
  Michelin Guide ミシュラン・ガイドをインターネットで見る
  ミシュランガイド東京 2008 まもなく発売

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2007.03.01

パリコレの一場面

  数日前Christian Lacroix クリスチャン・ラクロワの名まえを出したばかりだが、ちょうど2月25日から3月4日までの8日間、07/08年秋冬パリコレクションが開かれている。無料新聞20minuitsをチェックしていたらとんでもない写真がのっていた。

  Christian Lacroix クリスチャン・ラクロワのプレタポルテコレクションに帽子と靴しか身につけていない女性が乱入したのである。問題の写真はこちら

  この女性はPETA(People for ethical treatment for animals)のメンバーで«plutôt nue qu'en fourrure»毛皮より裸でというスローガンをかかげていたそうだ。PETAは1980年にアメリカで創設された世界最大規模の動物の権利擁護団体で世界各地で目立つパフォーマンスを行っている。

    Automne-Hiver 2007-2008 Prêt-à-porter パリコレの写真はLe Figaroにすべて載っているのでどうぞ。

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フラン紙幣をユーロに交換するには

  フランは2002年の2月17日までフランスの通貨として流通していましたが、もう一般商店で使用することはできません。このいきさつはフランの硬貨はもう交換不可に書いています。

  でもまだタンスの奥に眠っていることもあるでしょう。運良くへそくりを見つけた方からどうやって交換すればいいかと問い合わせをいただきました。

  紙幣であれば2012年まで、Banque de Franceでユーロと交換できます。各支店の場所はImplantations de la Banque de Franceの地図で行きたい場所をクリックすればわかります。たしか書類に金額を記入して身分証明書を提示すれば、すぐに交換できたはずです。私もどこかに紙幣が残ってないかなあ・・・

    追加情報

  紙幣であれば2012年まで交換可と上に書きましたが、500フラン札(絵柄はパスカル)は来年2月で両替終了だそうです。急いで探しましょう。

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