Le Château des ducs de Bretagne ブルターニュ公たちの城
15年間の修復工事(3年間の完全閉鎖)をへて、ブルターニュ公たちの城がNantesナントで一般公開された。ナントに行く度に堀の外から工事の様子を眺めつつ、公開をずっと待っていたので「やっと中に入れる」という感慨があった。
Rennesレンヌに住む日本人の友人と共に跳ね橋をわたり、まず城内のレストランで腹ごしらえ。グラスワインで開城を祝って祝杯をあげた。窓から上記のような城が見え、いよいよ城見物に。
ガロ・ローマ時代の城壁、中世の剣と展示が進むにつれて期待が高まる。「さあ。歴代のブルターニュ公とご対面!」のはずが、中世の展示はごく一部だけ。まさかと思っているうちに奴隷貿易やら、近代の工場やらがあらわれる。広い城内を駆け足で見学しても3時間くらいかかってしまって、最後はぐったり。ここはナントの歴史記念館だった。
Le Château des ducs de Bretagne ブルターニュ公たちの城という名まえにふさわしい展示にしてほしかった。それに一度でこれだけの展示を見るのは無理がある。料金を半分にして2つ、ないし3つの部分に分けたほうがいい。そんなわけで、私としては展示方法に納得がいかない。しかも城のガイドブックもまともなものがなかった。15年間の修復工事中に、開城に向けてガイドブックも作っていないのかと拍子抜けだった。
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