ベルサイユ宮殿「鏡の間」 一般公開はじまる

世界遺産にも登録されているChâteau de Versailles ベルサイユ宮殿。狩猟用の別荘であったがルイ14世が1661年に改築を開始した。敷地面積800ha、道の全長20km、樹木20万本、屋根の総面積11ha、部屋数700等、実際に歩いてみるととても広い。
年間1000万人が訪れる観光地だけあって宮殿内部は満員電車なみの混雑ぶり。ところが宮殿内部の見学ができない月曜日はさすがに静か。ジョギングしている人やサイクリングを楽しむ光景がみられる。
きらびやかな宮殿の中でも一番有名なのがLa galerie des Glaces 鏡の間だ。1684年に完成したこの回廊は全長約73メートル、幅約10.5メートル。357枚の鏡がはめこまれていることから鏡の間と名付けられた。ここでは1871年にドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の即位式が行われた。第一次世界大戦後、ドイツとの講和条約であるヴェルサイユ条約が調印された場所としてもよく知られている。

完成当時の姿を取り戻そうとはじまった修復作業は2004年から1200万ユーロ(約20億円)をかけて完成した。この費用はVINCIヴァンシ社がメセナ(企業が資金を提供して文化・芸術活動を支援すること)でまかなった。メセナとしてはフランスでも例のないほど高額だった。
357枚のうち傷みのあった鏡は48枚が交換された。写真の天井画は、最先端の技術を駆使した赤外線写真などを使用して修復。この作業で17世紀に描かれたオリジナルがよみがえった。(写真は2005年9月に撮影したもの。修復中も部分的に一般公開されていた)。
修復後の鏡の間一般公開は6月27日から。現在は外観正面の修復中。すべてが完成するのは2020年の予定だ。
France 2 Réouverture au public de la Galerie des Glaces Vidéosをクリックするとビデオ映像が見られる。
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