絵本の中で見た夢の国 大特集 ブルターニュ大紀行
私が愛してやまないブルターニュ。離れると決めるのに時間がかかった。いざ帰国するとき、大好きなレンヌ市役所や旧高等法院の建物を何度振り返って眺めたことだろう。猛暑の夏、屋根に雪が積もった珍しい冬の夜、目をつぶれば忘れられない四季おりおりの光景がそこにある。この手はそっと触れたグラニット(花崗岩)の凹凸まで記憶している。
ブルターニュの雄大な原野や海。そして頑固だけれどいったん心を開けば、かぎりない優しさで応対してくれるブルトン人たち。そんな暮らしの一部を日本に伝える本の制作にかかわることができた。「フランスの旅 no.4―小さな美しい村をめぐる。パリから先の、知られざるフランスへ。朝、目覚めるとそこは、絵本の中で見た夢の国」である。
シリーズ4冊目となるこの本。今回の大特集が「ブルターニュ大紀行」なのだ。私達はノルマンディーとブルターニュをHertzのレンタカーで移動しながら取材した。あたりには広い畑が広がっていて牛や羊たちがのんびりと草を食んでいる。そこを何時間も突っ走るわけだ。一見すると全く変わらないように見える風景。だが集落ごとに、農作物、工芸品、衣装、踊り、言語などが微妙に異なる。そこへ行かないかぎり触れることのできない人々の暮らしがある。

紹介したい場所は山ほどある。限られた取材日程でブルターニュを網羅することはできない。またこの本では文章は書いていないので、私の説明がうまく伝わらず記述が誤っている箇所もある。それでも同行したカメラマンの撮った素晴らしい写真をご覧いただければ、ブルターニュのよさをわかっていただけるはずだ。
フランスの旅 no.4―小さな美しい村をめぐる。パリから先の、知られざるフランスへ。朝、目覚めるとそこは、絵本の中で見た夢の国
巻頭特集★ 断崖絶壁の村で出会った、中世のフランス
フランス南西のアキテーヌ&ミディ・ピレネーレ地方へ
大特集★ 独特の文化が息づくフランスの西の果て、神秘の楽園。
ブルターニュ地方へようこそ!
ワイン天国を巡った5日間★ ブルゴーニュワインを味わい尽す旅
中綴じ付録★ ハネムーンや結婚記念日におすすめしたいプチシャトーの旅
厳選・フランスのロマンチックホテル
アート特集★ モネ、サビニャック、サティ、ディオールのルーツを巡る旅
ノルマンディーを愛した4人の芸術家の旅路
新連載パリ20区物語★ サン・ジェルマン・デ・プレ
これまでに出版されたシリーズ
フランスの旅 NO.3 詳しい解説はこちらから。
フランスの旅 NO.2
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コメント
ついに出たんですね!
とても楽しみにしていました。
ミサさんのブルターニュへの思いが詰まっているんでしょうね。
早々にゲットしたいと思います。
当面フランスへの旅は叶いそうにないので、
本でがまんです。
投稿: meg | 2007.06.03 23:48
こんにちは
ブルターニュには手作りの品がたくさんあります。職人たちが誇りをこめて守り育てているのです。ただ過去のものを受け継いだだけでは消費者にあきられてしまいますから、新しく創造しているのです。
ホテルはどこも自信をもってお勧めできるところばかりです。またB級グルメ情報など気取らない日常のひとこまもあります。
見ていたら、すぐにも戻りたくなってしまいます。私も我慢しないと・・・
投稿: 市絛 三紗 | 2007.06.04 10:20
ゴールデンウィークにブルターニュを周遊してきました。旅行の興奮冷めやらず、貴誌を買いました。最近は、Webの記事の寄せ集めてきな雑なつくりが多い中、丁寧に取材されたことがうかがえるすばらしいつくりですね。
ブルターニュは天候の変化が激しく変わる土地柄。こうした美しい写真をとるのはさぞ、ご苦労があったでしょうね。
投稿: 端 | 2007.06.13 00:14
端さん。はじめまして。
ブルターニュに興味を持っていただいて、しかもご紹介いただきありがとうございます。
西へ行くほどブレイス語の地名がでてきますから、読み方はむずかしいです。Sizanシザン教会のl'Arc de triomphe凱旋門は非常に有名です。この近くには素晴らしい教会が数多くあります。
Daoulasダウラス修道院ではいつも興味深い展示会が行われています。Plougastel-Daoulasプルガステル・ダウラスのカルヴェールはあまりきれいに修復されていて、私は少しがっかりしました。
投稿: 市絛 三紗 | 2007.06.13 11:16