フレンチブルドッグとブルドッグは飛行機にのれない
テレビのニュースを見ていたら、Le Bouledogue Françaisフレンチブルドックの話題になりました。フレンチブルドックとはイギリスの小型犬ブルドックがフランスで改良され生まれた犬種。はじめはネズミ駆除犬として商人たちに飼われていたようですが、しばらくすると愛玩犬として定着したのです。
その特徴はがっしりした体格とユーモラスな顔。どんな顔か思いだせないかたはgoogle photoでさまざまな毛色のフレンチブルドックを見てください。
ニュースではJALがフレンチブルドッグとブルドッグの輸送受託を中止(Pet Walker.jp)したことを報道していました。今月20日から実施されます。
株式会社日本航空インターナショナルグループの貨物サービスブランドのJALカーゴは 20日からフレンチブルドッグとブルドッグの輸送受託を中止すると発表。受託手荷物扱いを 含む国内・国際線全便となっている。2種については温度・湿度のなど航空輸送の影響を 受けやすい。鼻が短いことから高温環境下での体温調節が困難。「安全に輸送する観点」 から受託中止するものとした。飛行機で運ばれたフレンチブルドッグが熱中症で亡くなるなど、 毎年死亡事故も起きている。
専門家のコメントも続いていました。この犬のように鼻が短い犬種は体温調節がうまくできず、移動中に衰弱してしまうことがあるそうです。飛行機の中という特殊な環境では犬たちは興奮してしまいます。すると体温が上がるのですが、それが下げられなくなってしまうのだとか。全日空でも5月18日から国際線全便でブルドックやパグボクサー、シーズー、テリア等の短鼻犬を受託中止しているそうです。JALでも今後シーズー、テリアなどの項目が追加される可能性があります。
フランスではたいていの家族が犬も連れてバカンスに行きます。ホテルもペットと泊まれるところが多くあります。自分の車で移動することが多いのですが、一緒に飛行機に乗ることもできます。JALのように犬種によって禁止されているかどうかはわからないので注意しないといけませんね。
JAL特定犬種(フレンチ・ブルドッグおよびブルドッグ)お預かり中止に関するお知らせ グループ内の国内線、国際線全便で中止です。
全日空AVI 短鼻犬のEMBARGOのご案内 短鼻犬 / All Brachycephalic(Short-Nosed) Dogs 例) ブルドッグ・ボクサー・パグ・シーズー・テリア等
| 固定リンク
「ペット」カテゴリの記事
- Le chat tigré sous la voiture 車の下にいるとら猫(2016.02.23)
- Le géant papillon français 巨大ウサギ・パピヨン(2014.03.03)
- ダイレクトメールお断り猫(2014.02.07)
- 野生にもどったライオン、クリスチャン(2008.08.10)
- フレンチブルドッグとブルドッグは飛行機にのれない(2007.07.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント