蒼い聖母ご出現の地 Pontmainポンマン その4

無数の星が夜空に輝いていた。その空に浮かび上がる女性の蒼い服にもまばゆい星の模様が光っていた。その女性は両手を少し開いて、頭には金色の冠をかぶっていた。その冠には赤い線が入っているようだった。ウジェーヌは思いがけない光景にただ見とれていた。彼女は静かにウジェーヌに微笑みかけているかのようだった。(SANCTUAIRE NOTRE-DAME DE PONTMAINにあるステンドグラス。クリックすると大きくなるが、このシーンは左下のイメージ)。
ところが兄のことを知らせてくれたジャンヌや父には女性の姿はまったく見えなかった。だが弟のジョゼフは蒼い洋服とお揃いの靴をはいた女性がいることをみんなに告げたのだ。月もなく、もちろん街灯もない空の上にはっきりと浮かび上がる女性が彼の目にも映っていた。
とまどいをかくせない父親は二人の子供たちには納屋にはいるように言うとジャンヌさんには「噂になると困るから誰にも言わないように」と口止めをした。再び仕事をはじめた3人だったが、やはり仕事には集中できない。そこでもう一度、まだ空に女性の姿があるかどうかを確認させた。子どもたちが「まだ見えるよ」と言うものだから、家にいる母親を呼んでくるように言った。
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