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2007.08.31

ロマネスクの教会堂

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    9月中旬に仕事でフランスに行くことになった。滞在は2週間。2つの仕事で前半はChartres シャルトル、Normandie ノルマンディー、Bretagne ブルターニュ。約30人で移動する。後半はNantes ナントから一気にBourgogne ブルゴーニュへ。こちらは友人に声をかけたが連絡がなく、ひとりで行くことになるかもしれない。

  ずっと行きたいと思っていて、行くチャンスがなかったBeaune ボーヌへの旅。右の欄にずっと置いてあるボーヌで死ぬということ―「中世の秋」の一風景のボーヌだ。ここで生と死を静観してこようと考えている。そしてそこまで足をのばすのならレンタカーでBasilique Sainte-Marie-Madeleine de Vézelay ヴェズレー詣でとAuxerre オセール、最後にDijon ディジョンも一目見たいと欲が出て、大変なスケジュールになりそうだ。

    そこで、図書館でかりた本を山のように積んで切り貼りしながら資料をつくっているところだ。なかでも図説 ロマネスクの教会堂 (ふくろうの本)はひじょうに質の高い本だ。教会の構造、彫刻などの図版、豊富なカラー写真とわかりやすい解説入りで、何度見てもうっとりする。

  しかも昨年訪れた素晴らしいロマネスク教会、Moissac モワサックとConques コンクが載っている。これは是非自分でも購入して手元に置いておこうと思う。

  「一度離れたら、もういつ戻れるかわからない」と覚悟して立ち去りがたい気持ちだったブルターニュ。思いがけず今年2度目の訪問となる。4月に行った時もParlement レンヌ旧高等法院の建物から離れられなくて、数十回振り返りつつ戻ってきた。騒がしくて眠れない夜(外で若者たちが宴会して)をどれほど過ごしたかわからないが、今となっては懐かしい。ブルターニュにも美しい教会がたくさんある。これからはブルターニュの小さな教会を紹介してゆきたいと思う。

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