予報用語 猛暑日続く
猛暑で命をおとす人がではじめている。今週の暑さは尋常ではない。でも私が体験したフランス2003年8月のcanicule 猛暑よりはましだろう。何しろふだんは涼しいフランスではクーラーはもちろん、扇風機も普及していなかったからだ。このときは年配者を中心に約1万5千人が亡くなった。
私もブルターニュのレンヌで気温が39度になったとき、唯一の防衛手段である窓を開け風を取り込もうとした。だが、入ってきたのは喉を焼くかと思うほどの熱風だけ。そのときはじめて、夏になると「鎧戸を締切り外気の進入を防ぐ」という小説描写の意味を思い知った。
日本の現在の住まいにはクーラーがないので昨日の室内気温36度、今日は35度という厳しい暑さに、集中力が落ちている。氷枕で首筋を冷やしてはいるものの、夜になっても32、5度と気温が下がらないので汗がひかない。気象庁の予報用語では最高気温が摂氏35度以上の日のことを「猛暑日」と今年4月から定義されたそうだ。天気予報では暑さもあと数日がピークだとか。早く秋の澄み切った空が見たいものだ。
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