アイリス、咲き誇る
フランス語でIris イリスとは日本のアヤメ属(アヤメ、ハナショウブ、イチハツなど)の総称です。学名はIris histrioidesです。翻訳するとすればアイリスでしょうか。日本庭園にもよく植えられているので、日本のものだと思っていたのですが、そうではないようです。
この花はギリシャ神話に登場する女神イリスの名前に由来します。神々の伝令を務めるイリスは「虹の女神」とも呼ばれました。イリスはオリュンポス十二神の一柱でもある女神ヘラに「虹に変えてください」と頼みました。その願いを聞いたヘラが酒をふりかけたのですが、その時こぼれた酒が、アイリスの花になったそうです。
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コメント
こんにちは、
フランス王室の紋章や、聖母マリアの花=白ゆりと思ってましたが、名前だけがゆりになっちゃって、実はアイリスなんだとか。
確かに、どう見てもゆりには見えないと思ってました。へー、ですねぇ。
投稿: arnaque | 2008.04.19 10:37
久しぶりです。といってもちょいちょい伺っています。
実は、孫の名前がそうでした(笑)。詳しいことは
聞きませんでしたので(笑)。ほとんど、日本名(日仏両方持っている)で呼んでいます。ありがとうございます。
投稿: yoku | 2008.04.19 16:53
arnaqueさま
よく知ってますね。王家の紋章だったので、お城はアイリスだらけですね。
フルール・ド・リス(fleur-de-lis もしくは fleur-de-lys;英語発音でフラ・ダ・リ)とは、アイリスの花を様式化した意匠で、装飾的、象徴的に使用される。(wikipediaより)
投稿: 市絛 三紗 | 2008.04.19 19:22
yokuさま
イリスちゃんですか。素敵な名前です。この写真のようにすきとおるような白い肌を想像しますね。
アイリスは「勇気」や「知恵」の象徴と言われていますよ。
投稿: 市絛 三紗 | 2008.04.19 19:29
追伸。
勇気や知恵の象徴、いい話をお聞きしました。
といっても色は余り白くないようですが(笑)。
生まれたばかりで、skypeでしかあってません(笑)。
(勿論、妻は行きました)
どうぞ、お体を大切に。
投稿: yoku | 2008.04.20 07:51