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2008年9月の記事

2008.09.30

海の彼方

Mere
  垂直に切り立った崖の上に立つ。小島が浮かぶ海上を眼で追うと丸く弧を描いた水平線が見える。蒼い海の彼方には何が待っているのだろう。

  ここから1534年に冒険に旅立ったJacques Cartier ジャック・カルティエは、北アメリカ大陸に到着。La Nouvelle-France ラ・ヌーベル・フランス(新らしきフランス)と名づけた。後のVille de Québec ケベックだ。ケベックで朝食・昼食によく食べられるのはクレープだという。こんな遠い土地にもブルターニュの記憶が生き続けているのかもしれない。


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2008.09.27

風のように

Enfantr
  手でうまくバランスをとりながら、子どもたち数人が目の前を風のように駆け抜けていった。

  
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2008.09.26

パリのセーヌ川に日本の美がうかびあがる

  夜のセーヌ川に出没した巨大な虎。しかも円山応挙の傑作「遊虎図」から抜け出してきた迫力満点の虎だ。そのほかにも写真が紹介されているが(産経ニュース)般若の殺気が写真から十分に伝わってくる。「ラ・セーヌ日本の光のメッセージ」は日仏文化150周年記念イベントのひとつだ。

  東京タワ-、東京駅、東京港レインボ-ブリッジ、横浜ベイブリッジ、明石海峡大橋、函館市や長崎市の景観照明、姫路城、白川郷合掌集落、浅草寺・本堂・五重塔、 大阪市中央公会堂などのイルミネーションを手掛けてきた照明デザイナー石井幹子さんと石井リーサ明理さんのコラボ作品。

  イルミネーションは9月25日から27日まで。ラ・セーヌ日本の光のメッセージにプロジェクトの内容な地図がのっている。パリ近郊の方は必見。ほかの写真はLes Cahiers Blancs(AFP BBNEWS)でどうぞ。


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2008.09.25

NHKテレビでフランス語 Le Roi Arthur et la matière de Bretagne

Barenton

  NHKテレビでフランス語の「魅惑の北フランス」はLe Roi Arthur et la matière de Bretagne 「アーサー王伝説とブルターニュ」でした。テキストはNHK テレビでフランス語 2008年 09月号 [雑誌]です。"la matière de Bretagne"ブルターニュものと呼ばれているのは、中世フランスから現代まで人々に愛され続けている騎士たちの波乱万丈の物語群を指します。

ちょうどRennes レンヌではLe roi Arthur, une légende en devenir 「アーサー王伝説の変遷」という展示会も開催中です。写真は魔術師Merlin メルラン(マーリン)が妖精la jeune Vivianeヴィヴィアンヌと出会ったLa fontaine de Barenton バラントンの泉です。今では観光客たちが絶え間なくこのブロセリアンドの森を歩き回っていますので、Merlin メルランの愛でた静けさは失われてしまいました。

  それでもケルティックハープの響きに耳を澄ますと、すぐそばにMerlin メルランが立っているかのような錯覚におちいります。誰もこないような寒い冬の早朝に訪れると深い霧の中に妖精たちの姿が見えるかもしれません。

  
  Le roi Arthur, une légende en devenir アーサー王伝説の変遷 展示会案内
  La légende du roi Arthur アーサー王伝説 BnFのWEB特集
  ほかにも関連エントリーはランスロ、トリスタンとイズーなど数十あります。


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2008.09.22

フランスでは馬肉を食べるか?

Cheval_2
  ブルターニュを車で走っていると、牛や馬、羊などがこっちを見る。目が合うと必ず近づいてくるので止まって挨拶をする。今日の相手は2頭の馬だ。つぶらな瞳が何やら話しかけてくるので、つい返事をせずにはいられない。以前農耕馬に書いたように仕事をする馬たちもいるし、乗馬用の馬たちもいる。

  日本では馬肉を食べるが、フランスではそういう習慣はないのか聞いてみた。すると「ごくわずかな肉屋が馬肉を食用として売っている」ということだった。ブルターニュではMorlaix モルレーの朝市でたまに販売しているそうだ。この朝市、私も数回行ったことがあるが、その時は販売していなかった。友人は「たまに買ってタルタルステーキとして食べる」そうだ。

  ブルターニュは潮の干満の差がヨーロッパでも最大で、15メートルにもなる。そのため砂浜で乗馬をしている人も少なくない。これまでは見るだけだったが、今度は馬に乗ってみたいものだ。


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2008.09.19

フランス・癒しの旅 7 サン・ドニバジリカ大聖堂

Saintdenis
  フランス・癒しの旅 7 サン・ドニバジリカ大聖堂(イル・ド・フランス地方、サン・ドニ)(ここからリンクに飛べます)が@niftyの語ろ具で公開されました。

  王の墓というとエジプトのピラミッドやツタンカーメンの黄金のマスクなどが思い出されますが、フランス王や王妃たちはこの聖堂内で眠りについています。白い横臥像がずらっと並ぶ光景には思わず身がひきしまります。また霊廟のリアルな彫刻も見逃せません。写真はクリックすると大きくなりますので拡大してゆっくりご覧ください。

  フランス革命で処刑されたルイ16世の像もあります。その命日1月21日にはサン・ドニで追悼ミサが行われています。普通に話をしていてもルイ16世の命日を知っている人が案外多いことにも驚きます。パリから地下鉄で行けますから一度足を運んでくださいね。


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2008.09.18

La légende du roi Arthur アーサー王伝説

Arthur_bnf

  現在レンヌで開催中のLe roi Arthur, une légende en devenir 「アーサー王伝説の変遷」という展示会。これはBnF(la Bibliothèque nationale de France)フランス国立図書館の協力で実現したもので、中世の装飾写本も多数展示されている。

  協賛のBnFはLa légende du roi Arthurという特集HPを作成している。Gros plansを2度クリックするとintroductionの朗読がはじまる。美しいフランス語の響きを聴きながらアーサー王伝説のあらましをおさらいしよう。フランス語の聞き取り学習には最適だ。

  ここでは自宅にいながらにして中世の装飾写本のページをめくったり、拡大表示することも可能。インクも盛り上がりやシミまではっきりと確認できる。中世フランス語が読みこなせたらどんなに楽しいことだろう。私は数か月前から、時間があればこのHPを眺めている。それでもまだまだ続きがある。それほど充実した内容だ。

  私は残念ながらレンヌのLe roi Arthur, une légende en devenirの会場には行く機会がないのだが、このカタログを送っていただいたのでざっと目を通した。これまで見たことのない図版もあっておもしろい。だが、正直言うと展示会の構成にはがっかりした。なぜならあくまでも従来知られているアーサー王物語をなぞっているだけで、ブルターニュ各地に伝わるアーサー王ゆかりの場所については何もふれられてはいないからだ。

  それならばわざわざレンヌでこのような展示会を開催する必要はない。なぜブルターニュ独自の言い伝えを無視したのだろう。あまりに荒唐無稽だからだろうか。しかし、そんなことを言い始めたら、アーサー王伝説そのものの魅力がうせてしまう。国際アーサー王学会では「アーサー王は99%存在しない」と言っているし、そもそも魔法使いや妖精がいなければ成り立たない話なのだから。実際に展示会場に足を運ばた方は、その感想をコメント欄にぜひ書き込んでほしい。


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2008.09.17

金メダルおめでとう Félicitations Médaille d'Or !

Kamkasomphou décroche l'or aux Jeux Paralympiques - Ma-Tvideo France3
Le 11 septembre, Thu Kamkasomphou, née au Laos il y a 40 ans, a décroché l'or (en classe 8) pour la France face à la Suédoise Josefin Abrahamsson.Interview réalisée le 11 septembre 2008 par France 3 NormandiePour plus d'infos : normandie.france3.fr

  北京パラリンピック、卓球に出場したThu Kamkasomphouさんは個人戦で金メダル、団体戦で銅メダルを獲得した。北京は彼女にとって3回目のオリンピック。個人ではシドニーで金、アテネで銅。団体ではシドニーで銅、アテネで銅とかがやかしい成績をおさめている。

  彼女の両親はレンヌで中国料理の店を経営していた。そこは私がレンヌで見つけたはじめてのいきつけの店だった。そのいきさつは4年前にパラリンピックのメダリストに書いたことがある。ジュニアで国内8位に位置していた彼女は18歳で病魔にむしばまれ、一度は卓球をあきらめかけた。それからの長い道のり。そして世界一を守る厳しさ。40歳を迎えた今年の金メダルは以前にもまして苦しい戦いだったに違いない。

  ラオスからフランスにやって来て、「毎日生きるために必死で働いて子どもたちを育ててきた」と話していた彼女の両親。シラク大統領と並んだ娘の写真を何よりも誇らしげに見せてくれたこと。その店で食べたおいしい豚の角煮やチャーハンの味。いろんなものが一度に蘇ってくる。彼女の勤務する郵便局ではみんなの誇りだとその喜びを表現している。

  一歩ずつあきらめずに前に進む。そんな当たり前のことがむずかしく、つい自分には甘くなりがちだ。でも絶え間なく努力した人に運命はむくいてくれるのだ。金メダルおめでとう。
  

Le palmarès de Thu Kamkasomphou

* 2000 : médaille d’or en individuel et médaille de bronze par équipe aux Jeux paralympiques de Sydney
* 2001 : médailles d’or en individuel et d’argent par équipe aux championnats d’Europe
* 2002 : médaille de bronze aux championnats du monde
* 2003 : médaille d’or en individuel et médaille de bronze par équipe aux championnats d’Europe
* 2004 : médaille de bronze en individuel et par équipe aux Jeux paralympiques d’Athènes
* 2006 : médaille d’argent en individuel et bronze par équipe aux championnats du monde
* 2007 : double médaille d’or, en individuelle et par équipe, aux championnats d’Europe en 2007
La Poste

  Thu Kamkasomphou 本人のホームページ
  Photos: Thu Kamkasomphou claims title of Table Tennis Women's Individual Class 8 北京 個人戦優勝の写真

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2008.09.16

文化遺産の日、近づく

Visuel2008_vignette
  Journées européennes du patrimoine : 20 et 21 septembre 1984年から開始されたヨーロッパ文化遺産の日。今年は9月20、21日の2日間です。フランス各地の美術館、博物館、歴史的建造物などが開放されます。基本的に国立のものは無料ですが、個人所有の場合はそれぞれ異なります。

  目玉はパリにあるサルコジ大統領のエリゼ宮、首相官邸のマティニヨン館、上院などでしょう。また各庁、大使館、市役所、学校、病院、そして個人の邸宅など、一般に公開されていない建造物も内部を見学できることです。 ただ非常に込み合いますので、あらかじめ行きたい場所を決めてパンフレットで時間を確認し、狙いをさだめて早起きして列に並んでください。

  地図上で場所を確認するにはミシュランのVia Michelinで行きたいところをクリックするだけ。公開される場所が緑色にマークされていて一目でわかります。ぜひ活用してください。

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2008.09.15

遠近法修正 Photoshop

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  Photoshopの編集で変形、遠近法を使用すれば建物のひずみを修正できることを知りました。それだけでは縦がつまってしまうので、上に拡大しました。こんな機能があったのですね。そこで 先日の教会の写真を修正してみました。正面から見るとこうなっているんですね。

  すると虹が見えにくくなったので、色調補正しました。ちょっとわざとらしくなりましたが、左右の塔のデザインが違うことがよくわかります。大きな建物はどうしても見上げるようになるので、建築様式などをよく見たいときには便利だと思います。


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聖杯の出現 Apparition du Saint Graal

Saintgraal

  アーサー王伝説の後半は聖杯探究の物語だ。聖杯とは、最後の晩餐のとき用いられた杯、または十字架にかけられたイエス・キリストの血を受けたものとされており、復活、再生、不死、豊饒などの奇跡をもたらすと信じられていた。

  この写真(クリックすると大きくなる)はアーサー王の宮廷に出現した聖杯をあらわしたもの。ブルターニュ、ブロセリアンドの森の中にあるEglise de Tréhorenteucのステンドグラスだ。

  アーサー王と円卓の騎士たちがキャメロットに集まっている時、突然の雷鳴がとどろき、一条の光が差し込んできた。聖杯は大広間を横切り姿を消してしまった。それから円卓の騎士たちは聖杯を求め旅に出る。王は皆がそろって会うことはないだろうとなげき悲しむ。

  その言葉どおり、騎士たちはひとり、またひとりと命を落とす。だが最後にガラハッドが聖杯を手にするという筋書きだ。

    <参考文献>

  ケルトの森・ブロセリアンド ブルターニュにおけるアーサー王伝説について書かれた非常に貴重な本


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2008.09.12

Le roi Arthur, une légende en devenir レンヌでアーサー王の展示会開催中

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  7月15日から来年1月4日までRennes レンヌのChamps Libresで開催中なのがLe roi Arthur, une légende en devenir 「アーサー王伝説の変遷」という展示会だ。1000平方メートルの会場には200点以上の絵画、彫刻、装飾写本などが持ち込まれている。

  Le roi Arthur investit les Champs Libres, Rennes soigne son imageに写っている岩につきささる剣は王者にしか抜けない。アーサーは選ばれし王だった。ヨーロッパでもっとも親しまれていると言っても過言ではないアーサー王伝説。これまで何度か書いてきたが、ブルターニュにはアーサー王伝説が色濃く残っている。

  この展示会のカタログも発売されている。Le roi Arthur : Une légende en devenir(上の写真)である。一度もお会いしたこともないのにこのカタログを出張中のレンヌで購入し、わざわざ自宅に送ってくれた方がいた。たくさんの人にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいだ。関連情報については続いて紹介したい。

La légende du roi Arthur アーサー王伝説 BnFの特集WEB ひじょうに充実した内容


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2008.09.11

NHKテレビでフランス語 Belle ile en Mer

Belleilep

  9月10日、NHKテレビでフランス語の「魅惑の北フランス」はBelle ile en Mer 母なる海に抱かれ、心と体を癒すベル・イル島でした。テキストはNHK テレビでフランス語 2008年 09月号 [雑誌]です。

  ここはブルターニュでも特に人気のある観光地のひとつ。ハイシーズンになると対岸のQuiberon キブロンとBelle ile en Mer ベル・イル・アン・メールをつなぐフェリーの予約がとれなくなるほどです。島じゅうに子どもたちの笑い声がひびきわたります。

  でも冬場になるとほとんど人を見かけません。強列な海風が吹き荒れ、まっすぐ立っていることさえ困難なほどなのです。フェリーが到着するle Palais ル・パレ(上の写真)から数百メートル離れると漆黒の闇に飲み込まれます。その代り、満天の星がすぐ近くに見えます。
Locmaria
  島の南東にあるLocmaria ロクマリア。島唯一の小さな教会には日曜日ごとに住民たちが集まってきます。ミサに出席するためです。私も知り合いと一緒にミサに行きました。島の中央部には店が一軒もないので、雑貨や食料品を買うにはLocmaria ロクマリアまで行く必要があります。

  そんな島でフランス発祥の海洋自然療法、タラソテラピーを体験してみましょう。海水に含まれているミネラルやビタミンなどの成分と、人間が本来持っている自然治癒力で心身を癒すことができるのです。ブルターニュにはほかにも数か所のタラソテラピーセンターがありますが、スポーツ選手や芸能人もよくお忍びでやってくるそうです。

  *Hôtel Restaurant et Thalassothérapie Castel Clara
  Goulphar - 56360 Bangor
   Belle ile en Mer
  Tél. +33 (0)2 97 31 84 21 - Fax +33 (0)2 97 31 51 69

  Belle ile en Mer 観光案内所


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ブルターニュ 2008年夏のイベント特集ビデオ


www.letelegramme.com

  バカンスシーズンが終わり、町に人がもどってきました。新学期の始まり。フランスの学校は秋からなのです。このビデオは今年のブルターニュの夏に行われたイベントや出来事をまとめたものです。今年は冷夏のため、普通なら観光客でいっぱいのキャンプ場も空きがめだったようです。

  
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2008.09.08

陽炎のたつ日

Ploumanach1

  太陽が西に傾きはじめる頃、砂浜も海の色も茜色に染まる。春の穏やかな日にみられる陽炎のことは別名糸遊(いとゆう)というそうだ。

  撮影したのは4月上旬。場所はバラ色の花崗岩があるPloumanac'h プルマナック海岸。数日前ブルターニュの友人から届いたメールでは強風と雨で嵐のような有様だそうだ。せめて静かな写真でもどうぞ。


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2008.09.06

La Gazette du Bretagne で紹介されました

Gazette_le_bretagne_2


  東京のクレープリー、Le Bretagneが毎月発行している La Gazette du Bretagne 9月号で「うるわしのブルターニュ」が紹介されました。どうもありがとうございます。写真をクリックすれば大きくなりますが、ここで引用されたのは次の文章の一部です。

  いつかはフランスを去る日が来るとはわかっていましたが、いざ帰国の日がせまってくると後ろ髪ひかれる想いでした。たぶん2年くらいは訪ねることはできないだろうと覚悟していたのですが、昨年は仕事で2回ブルターニュに戻ることができました。でも私の部屋だったところには別の人が住んでいます。たまたま知り合いが住んでいるのですが、行くのはやめました。まだまだ未練が残っているからです。

私が愛してやまないブルターニュ。離れると決めるのに時間がかかった。いざ帰国するとき、大好きなレンヌ市役所や旧高等法院の建物を何度振り返って眺めたことだろう。猛暑の夏、屋根に雪が積もった珍しい冬の夜、目をつぶれば忘れられない四季おりおりの光景がそこにある。この手はそっと触れたグラニット(花崗岩)の凹凸まで記憶している。

  きのう久しぶりに隣に住んでいた友人からメールがきました。「家族が集まるとあなたの噂をしてるわ」と書かれていました。そう言ってくれるとうれしいです。生きているかぎりブルターニュのことを忘れることはないでしょうし、これからもブルターニュとかかわっていくことでしょう。


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2008.09.05

NHK テレビでフランス語 Faïenceries de Quimper

Faience

  NHKテレビでフランス語の「魅惑の北フランス」も第16回目。今月の舞台もBretagne ブルターニュです。Faïenceries de Quimper 300年以上続く伝統、カンペール焼では土をこねたり絵付けをしている作業風景も紹介されました。 テキストはNHK テレビでフランス語 2008年 09月号 [雑誌]です。

  Faïenceries de Quimperの歴史とその作り方はFaïence de Quimper カンペール焼きの魅力に書いていますが、15世紀から作られていた素朴な陶器が17世紀後半にプロヴァンスのMaître pipier 陶工Jean-Baptiste Bousquet ジャン・バティスト・ブスケがカンペールに転居したことによって洗練されたものに変わってゆきました。彼の得意だったのは、土製のパイプでした。

  やがて彼の息子Pierre Bousquetが1708年にFaïenceries de Quimper カンペール焼きの工房を開きました。そしてNevers ヌヴェールやRouen ルーアンの技術を取り入れながら発展をとげます。いくつもあった工房は切磋琢磨して技術を磨いてきたのですが、工場で大量生産した商品が店頭に並ぶようになると次第に数が減りました。

  番組に出演していたのはLe musée de la Faïence 陶器博物館のBernard Jules Verlingueさんです。約2000点の陶器が展示されています。そしてすぐ近くにあるのがHB-Henriot社です。上の写真が店内の様子です。こちらでは工房の見学もできますのでぜひどうぞ。
  
*Le musée de la Faïence
14, rue Jean-Baptiste Bousquet
29000 Quimper
Tél: 02 98 90 12 72
Fax: 02 98 52 05 87

*HB-Henriot
Magasin d'usine de Quimper
Place Bérardier Locmaria
29000 QUIMPER
Tél: 02.98.52.22.52


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2008.09.02

レユニオン島からの手紙

Carter

  郵便ポストにIle de la Réunion レユニオン島からのエアーメールがはいっていた。消印は8月27日だからわずか5日で日本まで届いたことになる。レユニオン島はフランス共和国の海外県。その場所はアフリカ大陸の南東、マダガスカル島東方のインド洋上。私には未知の遠い島だ。

  手紙を送ってくれたのは、ひとりの日本人女性。会ったのはわずかに一度。それもパリにあるブルターニュへの起点となるモンパルナス駅で立ち話しただけだ。名前も知らずに別れたその女性と連絡が取れたのはそれから約半年後、一見何の関連もない講習会でのたわいない会話がきっかけだった。このちょっと不思議な体験は以前そで振り合うも多生の縁 に書いたことがあるが、今から振り返っても見えない何かの力に導かれているかのようだ。

  「今日たまたますれ違った人とどんな縁があるのだろうか」、そう考えるとどんな出会いもおろそかにはできない。その女性は「日本に住みたい」と書いていた。いつか日本で、あるいは地球のどこかで再会できればうれしい。


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