レユニオン島からの手紙
郵便ポストにIle de la Réunion レユニオン島からのエアーメールがはいっていた。消印は8月27日だからわずか5日で日本まで届いたことになる。レユニオン島はフランス共和国の海外県。その場所はアフリカ大陸の南東、マダガスカル島東方のインド洋上。私には未知の遠い島だ。
手紙を送ってくれたのは、ひとりの日本人女性。会ったのはわずかに一度。それもパリにあるブルターニュへの起点となるモンパルナス駅で立ち話しただけだ。名前も知らずに別れたその女性と連絡が取れたのはそれから約半年後、一見何の関連もない講習会でのたわいない会話がきっかけだった。このちょっと不思議な体験は以前そで振り合うも多生の縁 に書いたことがあるが、今から振り返っても見えない何かの力に導かれているかのようだ。
「今日たまたますれ違った人とどんな縁があるのだろうか」、そう考えるとどんな出会いもおろそかにはできない。その女性は「日本に住みたい」と書いていた。いつか日本で、あるいは地球のどこかで再会できればうれしい。
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コメント
こちらの日記を読み、「そで振り合うも・・」の
日記も読ませてもらいました。
なんだか、もう、ちょっと、感動しました
。
偶然の様でも、必然なのですね、きっと。
投稿: ぴちょん | 2008.09.03 15:40
ぴちょん様。こんにちは。
このレユニオン島にお住まいの方は穏やかなやさしい人だったので、「連絡先を聞いていればよかった」とそれから何回も思いだしていたのです。
ナントでフランス人女性から話しかけられた時はまさかと思いましたが、「会いたいという想い」がどこかに通じたとしか考えられません。「そで振り合うも多生の縁」ですね。
友人たちは「サーファーの男性とはその後デートした?」と聞くのですが、まだ会っていません(笑)
投稿: 市絛 三紗 | 2008.09.03 17:22