サルコジ大統領、一喜一憂
数日前、サルコジ大統領、ブードゥーの呪いで御難続き?に書いた内容のその後の動きをお伝えしたい。
1)Nicolas Sarkozy : Le manuel vaudou ニコラ・サルコジ:ブードゥーマニュアル販売中止を求めていた大統領。パリの大審裁判所は「表現の自由とユーモアの権利」を認める判断を下した。これでまだまだ国民に針をさされるわけだ。
2)大統領のもつ銀行口座の情報を盗み出し、携帯電話の契約に使用していた3人が逮捕された。これは携帯電話会社の社員のしわざだった。案外早くつかまってよかったが、大統領の父親と1番目の奥さんも同様の被害にあっていたことも判明した。
3)私生活をみだりに暴露したとして、「プライバシー侵害や文書偽造などの罪」でYves Bertrand イブ・ベルトラン氏を告訴したが、この問題は日本にもかかわる大きな広がりを見せている。というのも、イブ・ベルトラン氏はシラク前大統領の命を受けてサルコジ氏の調査をしていたのではないかと推測されるからだ。
ここにきてシラク前大統領が日本の「東京相和銀行(現東京スター銀行)に隠し口座を持っていた」という疑惑が再びうかびあがってきた。記者失踪事件がからんでいるだけに捜査はこれからも続きそうだ。詳しい情報は下のリンクからどうぞ。
シラク前仏大統領、ピンチ 「秘密口座」疑惑再び(毎日新聞 2008年10月25日)
東京相和銀行(Wikipedia)
Affaire du compte japonais de Jacques Chirac(Wikipedia,fr)
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