Trompe de chasse 狩猟ホルン 野外コンサート
金管楽器のルーツであるTrompe de chasse 狩猟ホルンの澄み切った音色が野外ホールに響き渡りました。もともと深い森で互いの意思疎通をはかるために発達してきたものですから、その音は約2キロ先まで聞こえると言います。見つけた動物によってもそのメロディーが異なります。
狩りは最初に目星をつけた獲物のにおいを猟犬が追いこんでゆきます。人間は騎乗して犬をあやつり、疲れ果てた獲物をしとめるのが役目です。Trompe de chasse 狩猟ホルンの大きさは馬に乗った時に邪魔にならないよう工夫が重ねられてきました。実際に今でも行われている狩りの様子は豊かな森フォンテンヌブロー 伝統の狩りからどうぞ。
フランスのTrompe de chasse 狩猟ホルンは中を黒く着色してあります。ピカピカしていると後ろから続く馬や猟犬の邪魔になるからです。右の写真を見ていただくとよくわかると思います。今回来日したのは史上最年少でフランス国内選手権チャンピオン、ヨーロッパ選手権のチャンピオンであるエリック・リボさんを団長としたハイレベルなグループ。私は狩猟ホルン製作実演のため同行していたプロワ・ミリアンス社のボランティア通訳をさせていただきました。また京都の西本願寺でも演奏会があります。
フランス ノルマンディー・メーヌトロンプ演奏団が本山参拝、並びにお待ちうけ協賛演奏会を開催。 本願寺の総御堂にトロンプの音が響く― フランスからトロンプ(ナチュラルホルン)の演奏団が来日。 10名規模でのフランス国外演奏は今回が世界初!2008(平成20)年10月 7日(火)
本山参拝式 16:15 ~ 本願寺総御堂
お待ちうけ演奏会 17:30 ~ 本願寺聞法会館
<参考エントリー>
ノルマンディー・メーヌ狩猟ホルン演奏団、無料コンサート
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