« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月の記事

2009.01.30

フランス南西部をおそった嵐

フランス南西部を1月24日に襲った嵐la tempête Klausで大変な被害がでている。洪水も発生して3人が亡くなった。上のビデオはバスク地方、ベアリッツの海の様子La mer déchaînée, à Biarritzだが、強風によって樹木の6割がなぎたおされたという。ビデオで見る限りでは倒れている木は20~50年程度の樹齢ではないかと思う。被害総額は3 milliards d'euros、30億ユーロ。日本円では3600億円以上になる見込み。フランスでは1999年の12月26日に嵐で記録に残る甚大な被害(70億ユーロ)がでた。


  フランス各地で250万人が参加して1月29日にデモ行進やストライキが行われたが、失業者がふえているところにこの自然災害。元にもどるには相当な時間がかかりそうだ。

    ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フランスからの手紙「ブルターニュ~フランスの中の異国、海の幸の天国」

  テレビ放送のお知らせです。TBSで2月1日23:00-23:54にフランスからの手紙「ブルターニュ~フランスの中の異国、海の幸の天国」が放送されます。「フランスの小さな街を巡る旅。フランス各地での体験や印象を詩情豊かにお伝えします」

  再放送らしいのですが、これ以上の詳しい内容はわかりません。過去のデータを見るとたぶんこれだと思うのですが・・・だとすると見ていないので、これは楽しみです。

ブルターニュ公国の首都・レンヌを出発点として、アーサー王の伝説の森や城を訪ねた後、典型的なブルターニュの村、ゲーノ村やリチオ村に行きます。続いて古い城壁の町ヴァンヌを訪ね、その後、港町キブロンで友人のペペットの家を訪ね、巨石群のカルナック迄足を伸ばそうという、ちょっと、欲張った旅です。

  でもよく見ると、これはハイビジョンBS-iでした。番組を見ていないはずですね。うちのテレビでは見ることができません。ハイビジョン放送を見ることのできるどなたか、録画していただけませんか。お願いいたします。
  

    ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

丘の上から眺めたCancale カンカル

Cancaled
  このうるわしのブルターニュを書き始めてほぼ5年、ブルターニュから離れてもうすぐ2年になります。思いがけずそれからも2度、仕事でブルターニュに行くことができたのですが、自由時間はほとんどなくあわただしく通り過ぎただけでした。

  そして月日がたっても、ブルターニュのことを書き続けているわけですが、ブルターニュからたくさんのプレゼントをもらっていることを実感しています。昨年も今年もブルターニュに感心を持ってくれている人たちと出会うことができたからです。

  今でもよく夢を見ますし、まだまだ行きたい場所が残っています。そこで、3月半ばにブルターニュに戻ろうと思います。いえはじめは1月後半にと考えたのですが、あまりに寒そうで予定を変更しました。Fermes-Auberges 農家の民宿に泊まって小さな教会を訪ねたいと考えています。数は少なくなりましたが、ノルマンディーやブルターニュにはまだchaumière 茅葺きの家も残っているのです。

  写真は丘の上から眺めたCancale カンカルの風景。クリックすると大きくなりますが、07年4月に撮影したものです。ぎっしりと並んだ車は生牡蠣を目当てにやってきた人たちです。右端のほうにレストランが軒をつらねています。この日は海もおだやかでした。


    ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009.01.28

フランス映画字幕翻訳者 秘田余四郎さんの偉業

Himeda

  秘田(ひめだ)余四郎さんという名前を聞いたことがあるだろうか?私は数日前まで全く知らなかった。開催中のターシャ・テューダー展を見にでかけて、館内を一周してたまたま覘いたのが「生誕100周年、映画字幕の名工・秘田余四郎展」だった。少々色褪せた映画のポスターや手書きの原稿がところせましと並んでいる。

  「誰この人」と思いつつ、写真を見た。名前さえ知らないその人は、誰でも知っている多くのフランス映画に字幕をつけた人だった。会場内をグルグルまわっているうちに、その内容の濃さに頭がクラクラしてきた。こんなにすごい内容の展示がすぐ近くにあることをこれまで知らなかったことを自分で腹立たしく思うと同時に、見ることができてよかったという思いが交錯する。

  「天井桟敷の人々」、「禁じられた遊び」、「赤と黒」、「レ・ミゼラブル」、「かくも長き不在」、「シェルブールの雨傘」などのフランス映画に加えイギリス映画「第三の男」などの字幕も手掛けている!!!25ページもあるカラーのパンフレットが100円だったので、とりあえず3部買って家に帰った。
Himedalist

  一気に読んでしまったのだが、映画だけでなく、ジュール・ヴエルヌなどフランス文学の翻訳本も少なくはなかった。それなのに秘田さんのことは記憶にない。そこで本棚から一冊の本を探してみた。映画100年 STORYまるかじり―フランス篇は映画のあらすじと監督、俳優、美術、録音、音楽などの情報が詳しくのっていて、これを参考にビデオを借りたりしていた。しかし、字幕翻訳者の情報はない。

  実際に字幕監修者の記録は所属していた東和(現東宝東和)にも存在しないので、他の人の記憶に基づいて判断するしかないそうだ。右が確認されているリスト(クリックで拡大)だが、もしかすると秘田さんはさらに多くの作品の字幕にたずさわったのかもしれない。もっともっと秘田さんのことを知りたいし、たくさんの人たちにこの偉業を知ってもらいたいものだ。


  【生誕100年 映画字幕の名工 秘田余四郎(ひめだよしろう)展】 
  徳島県立文学書道館: 088-625-7485
  →2008年11月26日(水)~2009年2月13日(金)
  9:30 ~ 17:00 休館日 月曜日
 
  秘田余四郎さんの翻訳書

    ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.25

アフリカからの研修生たち

African
  寒い真冬にアフリカからの研修生たちがやってきた。JICA 国際協力機構を通じて来日したものでブルキナファソ、ガボン、マダガスカル、ニジェール、セネガルの5カ国、総勢19名だ。年齢は25~36歳でそれぞれの国の環境省などに勤務している環境のスペシャリストたち。

  上の写真は主たる研修地である鳴門市の吉田市長、右の写真(クリックで拡大)は徳島県里見副知事を表敬訪問した様子。地球温暖化や産業廃棄物制度などをテーマに講義や視察などハードスケジュールが2週間つづく。この5カ国はフランス語圏なので、時間がある時に通訳を手伝っている。
Africap

  今週末はホームステイも引き受けることになっていて、うちにはガボンの女性が来ることになっている。少し個人的に少し話をしたが、カナダやエジプトに留学経験があるという。ガボンは国土の8割が森林で自然豊かな国らしい。せっかくの機会なので、アフリカのことをもっと知りたいと思う。

    ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.23

Rennes レンヌの年越しイベント

  毎年12月31日、午後11時すぎから新年のカウントダウンがはじまります。場所は市役所前広場。身動きできないほどの人が集まり、音楽とパフォーマンス、そして花火が打ちあげられます。住宅が密集しているだけに、いつも「こんなに花火をあげても大丈夫かな」と思いつつ、この光景を見ていました。

    ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.22

Le Télégramme ル・テレグラムのホームページリニューアル

  ブルターニュ西部をカバーする新聞、Le Télégramme ル・テレグラムのホームページがリニューアルされました。それは歓迎すべきことですが、これまでリンクしてあったLe Télégrammeのビデオ映像がページ上から抹消されてしまい見ることができなくなりました。とても興味深いビデオがたくさんあっただけに残念です。

  そしてこれからビデオを掲載できるブログシステムも限定されてしまいました。したがってココログでの表示はできなくなってしまいました。これから新たにビデオを探しますが、まずは事情をお知らせします。


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Armor lux アルモー・リュクスのマリンウエア

Armorlux

  Armor lux アルモー・リュクスはマリンウエアなど衣料全般年間400万枚を販売する優良企業。1938年ブルターニュのQuimper カンペールで創業。厳選された高品質の原料を使用し、伝統的な手法にしたがって生地編み立て、染色、縫製までを自社で一貫生産している。

  マリンウエアとして海の男たちに愛用されているその理由は、何といってもコットンの肌ざわりがよいこと。そしてジャブジャブ洗濯しても縫製がしっかりしているので全く型崩れしないことだ。私もずっと愛用しているが、これを着ているとブルターニュの光景が手にとるように目にうかぶ。

  ヨットマンといえばこの写真のようなla marinière、広いボートネックのブルーと白の横縞シャツをよく着ている。あらためてこのシャツについて調べてみた。すると1858年にフランス海軍の水兵たちのユニフォームに指定されたらしい。その理由は海に落ちた時に見つけやすいからというものだった。日本では「バスクシャツ」と呼ばれているようだが、どうせなら「ブレイスシャツ」と名付けてもよいのではないか!

  一方Le chandail marin ウールのマリンセーターはブルトン人たちが18世紀ごろから英国に玉ねぎやニンニクを売りに行くときに暖かいから着ていたもの。こちらも後に海軍で使用されるようになった。
Newyear
  Armor lux アルモー・リュクスはフランスのLa poste(郵便局)、SNCF(国鉄)、2つの国際空港のユニホームもてがけているのだがフランスではじめてフェアトレードコットン(マリ、カメルーン、セネガル、ブルキナファソ)を使用し05年から販売開始。初年度10万枚。07年は35万枚を販売した。2007年4月からLa posteのユニフォームにもフェアトレードコットンを一部採用している。

   ビジネス経済誌オルタナNo.7で「環境・CSR 世界ベスト77企業」を選出した時もArmor lux アルモー・リュクスを推薦したのだが、フランス各地の音楽フェスティバルへの協賛、ヨット、バレー、サッカー、バスケットなどのスポーツ振興、文化事業に助成金を支給。海を守る団体も支援している。最近は中国などで生産を行う企業が多いなか、地元ブルターニュでしっかりと根をおろしているのが何ともうれしい。

  写真はArmor luxからうちに届いた年賀状。とても気にいり、机の上に飾って毎日眺めている。今回は掲載許可をいただいて紹介した。
  


    <関連エントリー>
  SNCFの新しいユニフォーム決定 Christian Lacroix クリスチャン・ラクロワのデザイン
  ブルターニュの自転車チーム Armor lux アルモー・リュクス ほれぼれするデザイン!
  Piotr Zielinski選手、4時間33分17秒を記録しステージ優勝 前年のユニフォーム

  Armor lux  フランス本社
  Armor lux アルモー・リュクス 日本語のホームページ


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.20

ピッツァリアで新年会

Salade
  土曜日、写真講座の新年会がありました。参加者13名。場所はイタリア料理の人気店。カメラは持っていったのですが、誰も写真を撮らないのでひたすらパクパク。中盤にさしかかったところでハート形のピザの美しさにお隣の人がついにカメラを取り出したので私もパチリ。
Glace1

  次に出てきたのがローストビーフだったのですが、華やかな色彩がお皿で踊っていて、こちらもパチリ。バルサミコソースがおいしかったです。野菜ソムリエも働いているらしく、見たことのない野菜もありました。わたりガニのスパゲッティとそのソースで煮込んだリゾットも最高でした。

  最後に出てきたのがこのデザート(クリックで拡大)。アイスクリーム2種類、パンナコッタ、ティラミス、プリン、それにフルーツが盛り合わされた豪華版。お値段3000円で大満足の新年会でした。

  SUGATTiii 予約しないとなかなか空席はありません。


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.16

東大落城を見ながら考えたこと

Cpep

  日テレ 日本史サスペンス劇場特別企画「東大落城」を途中から見た。反戦デモと医学部のインターン制度に端を発した大学側と学生との対立。安田講堂の占拠は長引き東大生以外の過激派により大学が破壊されてゆく。そしてついに機動隊が東大構内に突入。バリケードの向こう側から石や火炎瓶を投げる学生たちに機動隊は放水や催涙弾で応戦。36時間後東大全共闘、全員逮捕で日本史に残る「東大の一番長い日」は終わった。

  日本では久しくこういった場面に遭遇することはないだろうが、フランスではゴミ箱や車の放火は珍しくない。番組が進行するにつれてテレビ画面は催涙弾で真っ白になる。その喉を押し上げてくるような喉の痛みや重苦しい圧迫感が蘇る。何しろ数年前、自分が催涙弾のまっただ中にずっといたのだから。

  レンヌではアパートのドアを開けると上のような有様だった。数ヶ月間、道路は機動隊の車(下の写真の青い車両)で埋め尽くされ、商店のショーウインドーはボロボロに破壊された。街中に焼け焦げた臭いが充満、催涙弾の煙がたなびき、ガラスが飛び散り、叫び声がこだまするそんな暮らしを余儀なくされた。
Cper
  東大の攻防はわずか36時間。2006年のフランス・レンヌでは毎日誰かが逮捕され(画面右隅)商店も襲撃をおそれて昼間からシャッターをおろす。そんな日常生活だった。今から考えるとまるで夢の中の出来事だったように思えるが、それが私の体験したフランスの現実だ。

  メルマガ 緊急レポート ゆれるフランス バックナンバー 参照


  
  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.13

フランスのテレビ局 France 3 Iroise ストライキ


www.letelegramme.com

  France Television フランス・テレビジョンの傘下にあるFrance2やFrance3では夜間のコマーシャル放送を一斉に取りやめたのだが、フランス西部でローカル放送を行っているFrance 3 Iroiseはこれに抗議してストライキを実施した。これはちょうど1年前にサルコジ大統領が突然「国営テレビで広告を全面廃止を検討する」と述べたことが発端だった。テレビ局ではすぐに大規模ストライキがおきた。しかし結局フランス・テレビジョンでは2011年に全面禁止する見込みだ。

仏国営TVが夜間CM廃止 政権の支配拡大に批判2009/01/06 11:06 【共同通信】  【パリ6日共同】フランスの国営フランス2、フランス3テレビなどは5日から、午後8時から翌朝6時までのコマーシャル放送を一斉に取りやめた。それぞれのチャンネルを傘下に持つ親会社フランス・テレビジョンの決定に基づく措置。  広告停止の表向きの理由は、国営放送を視聴率競争から自由にすることで番組の質の向上を図るためとされているが、サルコジ大統領の政策に好意的な民放TF1などが広告を独占し、優位な立場を築くことに批判の声も上がっている。  各テレビ局の労組は、収入減が雇用の削減につながることを恐れ、一部でストライキを実施。政府側は広告収入の減収分は政府が補てんすると説明している。  ただ、テレビ局運営費における政府予算の割合増加は、フランス・テレビジョンのトップ決定などで政府の支配強化を招くとみられており、国営テレビが弱体化し、政府の広報機関に成り下がる危険があるとの懸念も出ている。

  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.12

美食倶楽部 徳島のいい店うまい店 発売

Bisyoku


  昨年執筆にかかわった本が発売されました。私が担当した部分は多くはないのですが、各書店に平積みされているのを見るとうれしいです。

掲載されているのは40店舗。7つのテーマに分類して1店舗につき、2ページの紙面をさき、大きな写真をふんだんに載せています。


美食倶楽部 徳島のいい店うまい店 

2008年12月29日発売 定価1100円

■美食倶楽部7つのテーマ■

・驚きと感動で迎える、もてなしの時 ~大切な人をもてなしたい時に~
・食通をも唸らせる珠玉の名店 ~食通が行きつけにする名店~
・「味」の奥に秘められた、職人の持つ「食」へのプライド ~料理人のこだわりが光る店~
・感動を生み出す天然の滋味との出会い ~一期一会の食材を大切にする店~
・色褪せない思い出を、料理とともに ~上質な空間で語り合いたい時に~
・二人の濃密な関係を彩る、魔法の空間 ~大人のデートを楽しみたい時に~
・気のおけないあの人たちと ~気取らずカジュアルに楽しみたい時に~
・自分に還るひとり時間 ~ひとりで行きつけにしたい時に~


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。語学総合ランキングは3位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.11

サッカーリーグ、リーグ1 Le Stade Rennais 第2位

  1月10日、ブルターニュ・レンヌで行われたフランスサッカーリーグ1の試合でLe Stade Rennais レンヌはGF38 グルノーブルに1対0で勝った。これで20節を終え、レンヌは20チーム中第3位から第2位に浮上した。!これまでレンヌは1敗のみ。その敗戦がグルノーブルだったから、ホームゲームで負けたりできなかったのだが、みごと雪辱をはたした。

  ところでこのGF38 グルノーブルのホームページを見てみると、日本語のページがあった。それもしっかり作られている。試合結果も日本語でのっていた。

後半開始直後に決められた1点が唯一のゴールになったこの試合。それでも内容は今後に期待の持てるものだった・・・

キックオフ時の気温はほぼ0度。直前までピッチはシートに覆われていたが、一部が凍っている中でのゲーム。この凍ったピッチのためいくつかのテクニックのミスはあったが、両チームがボールをつないで攻めるスペクタクルな展開。順位の差を感じさせない攻撃を見せるグルノーブルはバーニング、モレイラとパスをつなぎ、センタリングを中央に走りこんだアクールが合わせるがボールは惜しくもゴールバーの上に外れる。さらに33分にはまたしてもアクールがシュートを放つが、今度は相手GKのファインセーブに阻まれる。前半は両チームとも無得点のまま終了。

しかし後半開始直後にキックオフのボールをカットされ、20メートルからのミドルシュートを決められ先制を許す(1-0)。このゴールで勢いに乗ったレンヌが少しずつ試合を支配しグルノーブル陣内に攻め込む。70分には交代で入ったフェグリが相手のクリアボールを胸トラップし、続けざまにボレーシュート。これは相手GKがギリギリのところでコーナーに逃げる。続いたコーナーキックではバーニングが相手DFに競り勝ち、ヘッドで合わせるがゴールライン上でクリアされる。最後まであきらめずに攻撃に出るグルノーブル。終了2分前にはコーナーキックにパイヨが合わせたが、ゴールはゴールバーを叩き同点ゴールならず。


  それでどんなチームなのかと興味がわいた。そして会長のメッセージを読んでさらに驚いた。日本人じゃないですか!渡辺 和俊さんだ。さらに2004年からグルノーブルフット38の筆頭株主(99,42%)となった株式会社インデックス・ホールディングスの会社概要にも目をとおした。1995年に創業、モバイルコンテンツで急成長した会社。映画、アニメ、ゲームへと事業を拡大している。

  GF38 グルノーブルはリーグ1で現在11位。リーグ2から昇格したのだががんばっている。これからチェックしよう。日本人の伊藤翔選手も所属しているが、スタメン出場は少ないようだ。


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。語学総合ランキングは3位。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.08

Vendée Globe ヴァンデ・グローブ 棄権者続出


www.letelegramme.com

  単独無寄港で世界一周ヨットレースVendée Globe ヴァンデ・グローブ。1989年から4年に一度の開催で今回は2008年11月9日に出発。現在もレースが続いている。ヨットマンはブルターニュ出身者が非常に多いのだが、数日前、前回第2位だったJean Le Cam ジャン・ル・カム(Quimper カンペール出身。1959年生まれ)のヨットVM Matériaux (その時3位)が転覆して本人と連絡がとれないと大騒ぎになっていた。

  そしてJean Le Camは前回大会の優勝者Vincent Riou ヴァンサン・リュウによって1月6日に無事救出されたニュースがはいってきた。Vincent Riouもブルトン人で1972年生まれで Pont-l'Abbé ポン・ラベ出身。Quimper カンペールから西に30分ほどしか離れていない、いわば同郷のふたりなのだ。そのニュースを知っだのは昨日のことだ。

  上のビデオは転覆したJean Le Cam ジャン・ル・カムのヨットに近寄り救出するVincent Riou ヴァンサン・リュウのヨットPRBの映像だ。そして今途中経過を見てみると信じられない速報が載っていた。何と、この2人が乗っているVincent RiouのヨットPRBが棄権してしまったというのだ。「もうすぐ船が転覆する」そうVincent Riouから電話があったと生々しいルポルタージュ。時差があるので3時間ほどしかたっていない。だが幸いにも2人に怪我はなかった。

  これでVendéeを出航した30艇のうち18艇が脱落。しかも優勝候補が次々消えてゆく過酷なサバイバルレースとなっている。現在の順位は次のとおり。トップはやはりブルトン人Michel Desjoyeaux(1965年生まれ Concarneau コンカルノー出身)ミシェル・デジョワイヨー。2000年のVendée Globe優勝者だ。

Le classement à 22 heures après 59 jours de course:
1. Michel Desjoyeaux (Foncia) à 6 254,9 milles de l’arrivée
2. Roland Jourdain (Veolia Environnement) à 116,7 milles de Desjoyeaux
3. Armel Le Cléac’h (Brit Air) à 686,3 milles
4. Samantha Davies (Roxy) à 1 861, 0 milles
5. Marc Guillemot (Safran) à 2 259, 0 milles
6. Brian Thompson (Bahrain Team Pindar) à 2 821, 6 milles
7. Arnaud Boissières (Akena Vérandas) à 3 101, 2 milles
8. Dee Caffari (Aviva) à 3 116, 8 milles
9. Steve White (Toe in the Water) à 3 955, 2 milles
10. Rich Wilson (Great American III) à 4 874, 6 milles
11. Norbert Sedlacek (Nauticsport-Kapsch) à 5 965, 4 milles
12. Raphaël Dinelli (Fondation Océan Vital) à 6 165, 2 milles

  

  Conférence de presse du 16 septembre 2008 pour présentation de l'édition 2008-2009 du Vendée-Globe パリで9月に行われた公式記者会見の様子


  Vendée-Globe ホームページ
  Vendée Globe  Wikipédia
  Vendée Globe: Vincent Riou et Jean Le Cam ont démâté
  ジャン・ル・カムの救助 船体の上で凍えていたJean Le Camを助けたVincent Riou
  ヨットレース中に負傷の選手、救助なければ死の危険も 診察医師 Yann Elies(1974年生まれ ブルターニュSaint-Brieuc サン・ブリユー出身)ヤン・エリスのヨットが大波を受け転倒で骨折 
  白石康次郎さんの公式(オフィシャル)ブログページ ヴァンデ・グローブ関連エントリー
   Vendee Globe
   美しき彼女達!
   ヴァンデグローブ2008 スタート
   ヴァンデ・グローブ 波乱のスタート


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。語学総合ランキングは2位にあがってきました。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.06

2009年に破たんした欧州企業第1号

  2009年に破たんした欧州企業の第1号となってしまったのはWaterford Wedgwood ウォーターフォード・ウェッジウッド社。英国生まれのWedgwood ウェッジウッドは高級陶器 Queen's Wareとして王室でも愛用されてきました。本社はアイルランドで、英国事業が近く管財人の管理下に入る見通しだそうです。

  ちょうど兵庫陶芸美術館では創立250周年記念 ウェッジウッド ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史という特別展を開催しているところなのです。皮肉な巡り合わせですが、時代の流れにはさからえないのでしょうか。

  高級食器Wedgwood破綻(共同)によると「主力市場である日米英で販売が落ち込み、経営不振が続いていた」のだが、「金融危機をきっかけとした世界的な景気悪化で販売不振に陥った」のが直截的な要因です。

  我が家でも普段紅茶を飲んでいるのはウェッジウッドのカップですし、クリスマスのイヤーズプレートも数枚持っています。それだけに何だか人事とは思えないです。英国では12月に紅茶専門店の Whittard ウィタード(1886年創業)も経営破綻しており、世界的な景気悪化がじわじわと進行しています。いったいどうやって対応すればよいのか、これからが正念場です。

  ウェッジウッドの破たん、欧州企業の先行きを暗示か Nikkei.Net
  英国 続く小売不振 今度は老舗紅茶店破綻 共同


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。語学総合ランキングは2位にあがってきました。一日一クリック、ご協力おねがいします。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

写真展 お礼

Mtblancr_2

  12月の写真展”L'été de Chamonix” シャモニーの夏は無事終了しました。ご来場いただいた方々、どうも年末のお忙しい中ありがとうございました。上の写真(クリックで拡大)はシャモニーから見たモン・ブランの夕暮れ。日没が午後10時半くらいなので写真は10時すぎです。モン・ブランは右の奥、丸く見える山です。右手前に見えているのは氷河ですが、温暖化のためかだんだん溶けています。

  同じ場所で写真クラブのグループ展がはじまっていますが、こちらに私は白黒の写真を2枚出品しています。四季おりおり、全くジャンルの異なる写真が40枚ほど飾られていますので見ごたえがあります。ほかの人の写真を見ると構図の大胆さや目のつけどころなど感心してしまいます。


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリックが有効です。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.05

鳴門天然鯛の鯛寿司

Sushi
  きのう頂いた天然鯛をお寿司にしました。新年ですから「難を転ずる」に通ずることから縁起の良い木とされる南天の葉をそえたお皿を窓際に置き、さっとNikon D90で写真を撮りさっそくいただきました。南天は色がきれいだったので摘んだのですがもう少し小ぶりの枝にしたらよかったですね。これじゃお寿司がミニチュアみたいです。すまし汁はお頭と三つ葉入りです。一番おいしいといわれる目の下の身も残さず食べましたよ。

  ブルターニュでも鯛は売っていましたのでごくたまにですが食べていました。ある時レンヌの土曜市でこぶりの鯛を一匹買い(5ユーロ)三枚におろして、少しゲランドの塩をふりかけオーブントースターで皮がかりかりになるまで焼いてお醤油を少したらして食べたのですが、これもこたえられませんでした。皮がまたおいしいんです。このときは骨と頭は味噌汁にしました。包丁は日本から持っていかなかったので現地で購入した肉切り包丁1本ですべての料理をこなしていましたが、ふべんは感じませんでした。


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。語学総合ランキングは3位です。一日一クリックが有効です。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.04

Nikon D90で撮ってみました

Fl

  午後は天気がよかったので庭にでて、Nikon D90で写真を撮ってみました。これは葉ボタンです。右の欄に数枚の写真を載せておきましたが、圧縮すると画質がおちてしまうので違うやり方を考えてみます。

Drader

  夕方、ご近所から鯛をたくさんいただきました。大きさは15センチくらいだったので3枚におろして酢でしめ、明日お寿司にするつもりです。頭とアラはすまし汁にしました。小さくても天然鯛。身がしまっておいしいです。ごちそうさまでした。


    <関連リンク>

この鯛は鳴門天然鯛の鯛寿司になりました。

    <購入したカメラの付属品>
  Nikon リモートコード MC-DC2 (D90用) MCDC2 風景を撮るには必需品
  Kenko 72S PRO1D プロテクター(W)ワイド 252727 ついつい汚れがつくのであらかじめつけておきます
  ニコン D90完全ガイド いろいろ見比べてこれに決定
  東芝 SDHC 8GB SD-K08GR5W4 高速クラス4 安いものは速度が遅いのでHigh speed typeを購入

  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリックが有効です。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.03

高額福袋 驚くなかれ10億円

  福袋を大辞林で調べてみると「前もってその中に種々のものを入れて口を閉じ、各人に選び取らせる袋。余興や商店の正月の売り出しなどに出す」と書かれていた。普通は中身を知らされないが、組み合わせた商品の合計価格以下で販売されるため、購入額と内容の差額に期待できるギャンブル的な要素を含む商品だ。

  その歴史はというと、おもいのほか古く江戸時代にさかのぼるという。

江戸時代に大丸が「当たり」を混ぜた着物の端切れなどを袋に詰めて初売りのときに販売したのが、福袋の起源とされる。明治44年にいとう呉服店(現松坂屋)が「多可良函(たからばこ)」の名称で福袋を販売するなど、その後は正月の縁起物として広まった。産経ニュース

  だが、高額福袋の場合中身を公開して売り出すこともある。大阪・難波の高島屋大阪店で1月3日、6000万円相当のダイヤモンドネックレスが入った2009万円の福袋が売り出されたそうだ。上記の産経ニュースには2年後に完成する難波の高層マンションの一部屋(1LDK)とフェイシャルエステなどをセットにした「NAMBA夢袋」(価格未定)が発売予定と書かれていた。

  それより高額なのが楽天がネット上で販売しているプレミアム福袋。豪華ブランドからグルメまで。ラグジュアリーな福袋が勢ぞろい♪の目玉企画・10億円福袋。内容はあらかじめわかっているのだから、これは福袋と呼ぶのはおかしいような気がする。

【5億円相当!カンボジア・アンコールワット リゾートホテル】
【5000万円相当!長崎県津島市の無人島】
【4億5000万円相当!ダイヤモンド原石】

  もしこれを購入すれば「無人島を登録するのに固定資産税も払わなければならない」とか「水はあるのだろうか」などと友人たちとこの話で盛り上がったが、どうもリゾートホテルと無人島とダイヤモンドという組み合わせがちぐはぐ。フランスの古城とダイヤモンドとロマネコンティのセット販売のほうがしっくりくる。

  どうせなら、紀元前2000~4000年前につくられたMonument Historique 歴史遺産指定のDolmen de Bagneux フランス最大のドルメン(たぶんまだ販売中)を買うほうがいい。そんなことを思いながら、年末年始は郵便局でアルバイト。新春からはりきって働いていますよ。


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリックが有効です。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.02

Le Mans, au pied de la Cathédrale Saint-Julien ル・マン カテドラルの光のショー


Le Mans : Les Chimères de retour - Le Mans - Manifestation de projection d'images plastiques du Mans.

  Rennes maville.comでブルターニュのニュースをチェックしていると、非常に美しい写真が載っていた。139枚の写真の中でも特にNo.96~102に目が奪われた。これはすごい!ぜひとも上のリンクをクリックして、確認してほしい。

  どこかと思えばLe Mans,au pied de la Cathédrale Saint-Julien ル・マンで年末に行われていたカテドラルの光のショーだ。ビデオを探してみると、ご覧のとおり。中世の天使と悪魔がテーマになっているそうだ。自分の目でいつか見てみたい。

  Le Mans Office de Tourisme 観光案内所ホームページ
  こちらでイルミネーション全景がよくわかる。カテドラルの下部は地獄の火で燃え上がり、上部に天使が乱舞する。またビデオでしゃべっているようにカテドラル全体が森に変身するような錯覚にもおちいる。

  いっぽうレンヌの市役所は今年もライトアップされた。目に焼き付いて離れない、その写真はRennes : les illuminations de Noël からどうぞ。クリスマス前になるとフランス中が光に包まれる。この光景はやはり日本では見ることができない。でもこうやってビデオで見ることができるのだから、ありがたいものだ。


 ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリックが有効です。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.01.01

Meilleurs Voeux pour l'année 2009 あけましておめでとう

Annee2009
  あけましておめでとうございます。今年は丑年。丑のように穏やかに過ごせたらいいのですが。子供のころ近所で乳牛を飼っていたので、牛の鳴き声は子守唄のようなものでした。思い出すとなんだか懐かしいです。

  さて写真はフランスの田園風景。場所はブルゴーニュ(クリックで拡大)です。車をとめてカメラを向けると、いっせいにこちらを見ていました。好奇心でいっぱいなんですね。フランスのOnomatopée 擬声語は日本語と似ているものもありますが、異なるものもあって覚えるのは難しいです。Meuh, Mhh は音読するとムーに近いです。


  ランキングに参加しています。おかげさまでフランス語ランキング1位。一日一クリックが有効です。
    ↓↓↓
  にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ  にほんブログ村 外国語ブログへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »