フランスのテレビ局 France 3 Iroise ストライキ
France Television フランス・テレビジョンの傘下にあるFrance2やFrance3では夜間のコマーシャル放送を一斉に取りやめたのだが、フランス西部でローカル放送を行っているFrance 3 Iroiseはこれに抗議してストライキを実施した。これはちょうど1年前にサルコジ大統領が突然「国営テレビで広告を全面廃止を検討する」と述べたことが発端だった。テレビ局ではすぐに大規模ストライキがおきた。しかし結局フランス・テレビジョンでは2011年に全面禁止する見込みだ。
仏国営TVが夜間CM廃止 政権の支配拡大に批判2009/01/06 11:06 【共同通信】 【パリ6日共同】フランスの国営フランス2、フランス3テレビなどは5日から、午後8時から翌朝6時までのコマーシャル放送を一斉に取りやめた。それぞれのチャンネルを傘下に持つ親会社フランス・テレビジョンの決定に基づく措置。 広告停止の表向きの理由は、国営放送を視聴率競争から自由にすることで番組の質の向上を図るためとされているが、サルコジ大統領の政策に好意的な民放TF1などが広告を独占し、優位な立場を築くことに批判の声も上がっている。 各テレビ局の労組は、収入減が雇用の削減につながることを恐れ、一部でストライキを実施。政府側は広告収入の減収分は政府が補てんすると説明している。 ただ、テレビ局運営費における政府予算の割合増加は、フランス・テレビジョンのトップ決定などで政府の支配強化を招くとみられており、国営テレビが弱体化し、政府の広報機関に成り下がる危険があるとの懸念も出ている。
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