日本の休日
ブルキナファソ、ガボン、マダガスカル、ニジェール、セネガルの5カ国から来日していたアフリカからの研修生たちが帰国した。うちにはガボンの環境省に勤務している女性が1泊2日でホームステイした。
半日買い物に付き合ったのだが、驚いたことに彼女が日本でどうしても欲しかったのはカーテンだった。何時間もかかってサロンと寝室と子供部屋のカーテンを購入した。給料が一か月で約300ユーロ(3万5千円)というのに、2万円近くを費やしたのだからおそれいった。でもガボンではカーテンの価格は日本の倍以上するのだという。それでは確かに高すぎる。
同じようにニジェールの女性もカーテンを買いこんでいた。数百円のおみやげも「高すぎて買えない」というのにカーテンだけは別なのだから本当に欲しかったのだろう。店頭にはバレンタインデーのチョコレートが所せましと並んでいるが、ガボンではバレンタインデーとは男性が女性に贈り物をする日だという。
ガボンの女性はいくつかのプロジェクトを抱えていて来日中もほとんど寝ずに仕事をしていたらしい。ガボンの環境省はほかの省の建物と共有だそうだが、1か月以上ストライキが続いていて建物が日中は封鎖されているため真夜中に仕事をこなしていたという。せっかくの休日だったのだが、あちこち観光するよりゆっくり寝たいというので彼女の望みどおりにした。せめて少しでも日本の雰囲気を味わってほしかったので、抹茶とお菓子でお接待。
ささやかな国際交流で赤道直下で熱帯雨林の国、ガボンについて興味がわいた。はじめてホームステイを受け入れたのだが、なんだかとても親しくなってこんな体験もいいものだなと感じた。
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コメント
こんにちは。
研修生の方々は、日本をどのように感じられたでしょうね?
カーテンを購入とは驚きです。
我家もワイン生産者をもてなしますが、包丁と砥石を幾種類も買って帰ったグルメな生産者がいますよ。
いつも外食はせず、家庭料理(季節はずれのお節も)を楽しんでもらのですが、
私たちが日頃何気なく食している物や事柄について質問されると、たじたじです。
「自分の国のことをあまり知らないんだね」と言われてしまいます。(^-^;
国や文化は違っても、お互いを認め合って、広い世界で生きてゆきたいです。
投稿: 鬼頭 祐子 | 2009.02.07 13:59
鬼頭さん。こんにちは。
みんなの日本に対する印象は、以下のようなものがありました。
時間を厳守すること、社会の規律を守ること、清潔なこと、人間が少ない(アフリカでは知らない人が歩いていたら、住民が集まってきて質問ぜめにあうのに、そんなことはなかった)、隣人への心配りや尊敬の心、日本の寒さ(ガボンの年間最低気温は17度)、英語が通じない、食習慣が異なるなどです。
今回はフランス語圏の人たちでしたので、言葉の通じないことがストレスだったようです。
投稿: 市絛 三紗 | 2009.02.07 16:54
ごぶさたしています。2月1日から3週間の予定でレンヌに来ています。
レンヌも本当に厳冬で、数日前は最低気温が零下4度でした。今日は、朝が雪、ついさっき(正午ごろ)も吹雪になりました。もっとも1時間ほどで晴間が出るところが、いかにもフランスですが。月曜日からは暖かくなりそうですが、今度は低気圧の接近による嵐が予想されています。やはり帽子が必需品ですね……すっかり忘れていました。
投稿: 小田中直樹 | 2009.02.07 21:52
小田中さま
零下4度ですか。鼻やのどが痛いほど冷たい、あの感じですね。私もレンヌでは手袋と帽子、マフラーが必需品でした。
本当は1月後半にブルターニュに行くつもりだったのですが、12月もひどく寒いと友人に聞き、3月に延期しました。風邪など召しませんように。
投稿: 市絛 三紗 | 2009.02.07 22:56