NHK取材チーム ブルターニュでGauguinの足跡を訪ねる
NHK取材チームが今月13日からブルターニュ入りしている。 パリ生まれのフランス人画家Paul Gauguin ポール・ゴーギャン (1848年6月7日 - 1903年5月8日)の番組制作のためだ。Gauguinは水夫、株式仲買人などの職業に従事した後に画家になった。
そして彼がやってきたのはブルターニュだった。のどかなPont-Aven(上の写真は町の中心を流れるAven川。撮影は4月中旬)に居をかまえÉcole de Pont-Aven ポン・タヴェン派の中心となって活動した。一番有名な絵は黄色いキリストだろう。ゴーギャンが彼の感性で黄色に塗ったのだと思っていたが、現地の教会には本当に黄色いキリスト像が存在する。
NHK新日曜美術館で「画家たちに誘われて フランス風景画紀行」という番組を2007年に放送していた。そのことはゴーガンの描いたブルターニュに書いている。
さてNHK取材班はPont-Aven ポン・タヴェンだけでなくGuéninでle fest-noz ダンスパーティーを取材したり、Pouldu, à Clohars-Carnoët、黄色いキリストのあるchapelle de Trémalo、calvaire de NizonなどはもちろんのことQuimperlé から Aurayまで列車で移動したそうだ。
今回ブルターニュを旅するのは作家の池澤夏樹さんだ。フランス文学にも造詣が深く、現在フランスに在住。何度もブルターニュを訪れていて実は数年前サン・マロでご本人とお会いしたことがある。番組は90分で秋に放送されるそうだから楽しみだ。
*Une télé japonaise sur les traces de Gauguin letelegramme ブルターニュの地元新聞に掲載された記事
*Pont-Aven cité des peintres トップページからDiaporamaをクリックすると数百枚の写真が掲載されている
| 固定リンク
「Bretagne 情報 2」カテゴリの記事
- ファッションデザイナー、パコ・ラバンヌ氏がブルターニュの自宅で逝去。(2023.02.07)
- Tréguier トレギエの映像(2020.10.02)
- 聖遺物入れ、無事に発見される(2018.04.24)
- ブルターニュのかけがえのない宝、盗難にあう(2018.04.15)
- Exposition « Parlons du breton !» 展示会 ブレイス語を話そう(2018.03.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント