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2009年7月の記事

2009.07.29

夜の散歩

Soirr

  本当は今頃ブルターニュに戻っているはずだった。このようにしっとり雨に濡れた石畳や街灯の淡い灯りにつつまれて長い夜の街をそぞろ歩いていたかもしれなかったのだが(写真はクリックで拡大)、都合で行きそびれてしまった。

  きらきらと蛍光色にきらめくネオンサインはないけれど、中世のころからこうであっただろう古い家々の歴史を想像するのはまた違う喜びがある。

  書きたいことはいろいろあるのだが、どうも夏バテぎみなのかやたらと早く眠くなるので更新ができなくて申し訳ないと思う。もう少し待ってください。

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2009.07.23

ムール貝の海水ろ過能力

Moule

  日本テレビのバラエティ番組ザ!鉄腕! DASH!!、7月19日の放送を途中から見た。東京湾の一画につくられた小さな干潟、ダッシュ海岸に魚が集まり始めた矢先にプランクトンが異常発生。その中には有害なものも含まれていた。緊急に何らかの対策を練らないとダッシュ海岸の魚たちが危ない。

  そこで訪れたのが横浜「みなとみらい」内にある入り江だ。そこでは横浜市環境創造局が水質浄化実験行っている。海の底に沈められているのはムラサキイガイだった。この貝の海水のろ過能力は驚異的。赤潮でさえも浄化できる二枚貝だ。

  そう、ムラサキイガイの別名はムール貝。上の写真のようにフランスでは庶民の味。ムール貝の白ワイン風味を注文すると山のようなムール貝がでてくる。ブルターニュではシードルで代用することも多い。私は貝類がそれほど好きではないので友人と一緒の時しか食べたことはないのだが、これほどのろ過能力を持っているとは知らなかった。

  それで改めていろいろ検索してみた。フランスでは養殖も盛んでブルターニュでもあちこちで養殖されているようだ。自然に自生している場所もあり、あまりの量にムール貝かどうかうたがったこともあった。その時の写真をみてほしい。海岸が黒く見えるほどびっしりと岩に張り付いている。      
 

  < 関連エントリー >

ムール貝の養殖にまつわる話

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2009.07.19

NHKまいにちフランス語 サトシのナント留学記

Pommeraye

  私は普段ほとんどラジオを聴くことがないのでこれまで知らなかったのですが、NHKラジオまいにちフランス語 2009 7 (NHK CD)「サトシのナント留学記~箱でイメージ!耳でわかる基礎文法~」の舞台はNantes ナント。

  これまでにもたびたび登場しているフランスの都市です。ブルターニュにとってNantes ナントがどれほど重要な場所なのか、Réunification de la Bretagne ブルターニュ再統一ブルターニュ再統一の意義を読んでください。

  今月号で紹介されているのはLe passage Pommeraye パサージュ・ポムレ。19世紀半ばに建築されたショッピングアーケードで高低差がある場所に3階建てで建てられていることが大きな特徴です。今でもお店として使用されています。

  大好きなパサージュなのでNantes ナントに行くたび、時間があればここまで足をのばしたものです。写真はクリスマスの飾りつけをしたパサージュの内部の様子です。クリックすれば拡大しますのでゆっくりご覧ください。

  


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2009.07.17

サッカーはお好き?

Voiturerennes

  フランス人の美意識は個性的。どこにもないものを作りだすのがおしゃれのポイントだ。以前にも書いたが車は日本では廃車になって当然というようなしろものが堂々と車道を通行している。走行距離30万キロをこすような車も少なくはない。

  ドアやバックミラーをガムテープで張り付けてあったり、ボコボコにへこんだ車も走っている。旧市街地では路上駐車は当たり前なので、ガラスを割られたり、バックミラーを壊されるなどという事件も多発している。写真の車はRennes レンヌを歩いていて偶然見つけたもの。

  ボンネットの上のマークを見てピンとくる人はサッカー好きにちがいない。これはSite Oficial da Seleção Brasileira de Futebol CBF(ブラジルサッカー連盟)のロゴ。その下にはBrasilと書いてある。車の側面にはやしの木や海などのイラストが描かれ、天井部分とタイヤホイルを緑色でコーディネイト。サッカーファンなら喜びそうな車だ。

  

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2009.07.16

ある夜のミニ・コンサート

Soireer

  ONF - Office National des Forêtsに勤務する人たち。森林管理をつかさどるスペシャリストと夕食をともにした。この日は研修の最終日で翌朝には各々の地方に戻るということだった。それで私たちも手作りの薬草酒(アルコール度数50度くらい)までいただいて気分はすっかり高揚していた。そして語らいがあまりに楽しかったのでそのまま別れるのは少々さびしかった。

  すると即興のピアノ演奏がはじまった。立ったり座ったり、それぞれが心地よい場所に陣取りピアノの音色に耳をかたむける。そのうち陽気な男性たちが曲目をリクエストしてピアノに合わせて歌いだした。いったいどれくらいの時間だったのだろう。午後8時くらいから夕食を食べ始め、このミニ・コンサートが終わったのはもう日付が変わるころだったと思う。

  これまでにもたまたま居合わせた人たちと仲良くなったことがある。たとえばConques コンクで知り合った巡礼者と過ごした一夜も忘れ難いものだが、この夜のことも何年たっても忘れないだろう。

  
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2009.07.12

DANONE BODY-ism 飲みました




コネタマ参加中: 『DANONE BODY-ism Calcium Works』モニターキャンペーンスタート

Bodyism

  フランスの家庭ではポピュラーなDANONE ダノンのマーク。特にヨーグルトはたくさんの種類があります。いつも買っていたのでとてもなつかしいです。この商品はキリンMCダノンウォーターズ(株)から新発売された『DANONE BODY-ism Calcium Works(ダノン ボディイズム カルシウムワークス)』です。

  モニターキャンペーンに当選して2本セットを送っていただきました。写真では2本のパッケージが異なっていますが、これは同じペットボトルの表と裏側です。フランスでは日本のように水道水が飲料に適していないので、よくミネラルウォーターを購入します。そしてカルシウムを含む硬水も日常的に飲まれています。

  でも日本ではまだまだ硬水を飲むことになれていないと思います。この『DANONE BODY-ism Calcium Works』は水分補給しながら、1日あたりのカルシウム目安量の50%を摂取することができます。骨粗鬆予防のためにも女性にとってはありがたい存在です。夏は水着を意識してダイエットしている女性も多いかと思いますが、ミネラル不足を補うためにもBODY-ismをどうぞ。またレモン味がついているので硬水であることを意識せずに飲むことができます。

  今のところ発売しているのは、1都9県のみ。東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、長野、山梨、静岡だけなので、私は買うことはできません。それで1本だけ飲んでもう1本はまだ飲まずに大事に取ってあります。関西での発売開始はいつなのか。お知らせを待っています。

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2009.07.10

Saint Riom, un moine évangélisateur 7世紀の福音伝道者、聖リオ

Chriom

  迷いに迷ってついにやってきたChapelle de St-Riomの外観は田舎の納屋と言われても納得するようなしろもの。その起源は12世紀にさかのぼるが、現在残っているのは17世紀半ばのもの。ドアは1651年につくられた。ギリシャ十字の形で構造はいたってシンプル。しかしフランス革命でほとんど破壊され、19世紀になってから修復された。
Michelriom

  上の写真がMaître-autel 18世紀前半につくられた祭壇で、一番左端がSt-Michel 大天使ミカエル、そしてSt-Riom 7世紀の福音伝道者、聖リオの像(右の写真、クリックで拡大)である。外観のくたびれた感じと比較するととても立派な祭壇だ。数年間におよぶ修復の真っ最中だったが、骨のおれる作業に頭が下がる。

  この礼拝堂では1870年からずっと2月の2日にパルドン祭が行われているそうだ。約束したご婦人は家に帰っていて聖人について詳しいことはわからなかった。

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2009.07.07

Chapelle de St-Riom  なんとか見つけた礼拝堂

Chstriom

  Plouézec プルエゼックからの道に迷ってもう行くのはやめようかと考えたが、気を取り直してもう一度出発。これまで田舎では教会や礼拝堂は分かりやすい場所にあった。それに初めての場所でも看板をたよりに進めば見つけることができたので、こんなに探したことはなかった。

  それでもほとんどの小道を走ったので、もう大丈夫だろうとたかをくくっていた。さっきは左に曲がった道を今度は右に曲がる方式で進んだが、もう新たな道はなく礼拝堂は見つからない。そこですでに数度通っていた場所でついに車を降りて歩いた。すると小さな泉があった。経験から目的地に近いことがわかった。人家の庭を横目に見ながら10メートルくらい進むと突然視界が開け礼拝堂が突然姿をあわらした。こんな所にあったのだ・・・

  礼拝堂は周辺に建つ家よりもこじんまりしていて、目印となるような尖塔がなかった。これではわからないはずだ。そこは修復工事の真っ最中で10人くらいが働いていた。近寄ると「あんた、電話した人かい」と男性から声をかけられた。「そうです。すっかり道に迷ってもう無理だと思ったけれど、どうにかたどり着きました。入ってもいいですか」とたずねた。

  再出発してからまた20分近くの時間がかかっていた。これほど苦労したのだから、ひとめだけでも見ないと帰るわけにはいかない。  続きはまた次回。


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2009.07.02

Moulin de Craca 海辺に建つ風車

Moulin

  私はこの日(09年3月23日)、海岸線を散策にでかけた。Abbaye de Beauport ボーポール修道院(現在改装中で一部しか公開していない)の海側の海岸を歩き、車でPlouézec プルエゼックを通った。ここでたまたま観光案内所が開いていたので付近の詳しい地図をもらった。

  「素敵な礼拝堂がいくつもあるわよ」というので、「でも鍵がかかっているでしょう」と聞いた。「鍵をもっている人にこれから電話してあげるわ」というのでお言葉に甘え、ご婦人と礼拝堂の前で30分後に約束した。その礼拝堂、St-Riomまで車だと5分くらいだという。

  すぐ横のカフェで絵葉書を買い、早めに車で出発した。地図で見ると礼拝堂のそばにはMoulin de Craca という風車があった。くねくねした細い道を行きすぎて引き返し風車までたどり着いた。ところが礼拝堂が見つからない。何回も同じような路地を曲がり繰り返し探しても行き着けない。

  数人に礼拝堂はどこと聞いたのだが「よく知らない」という。その時点でもう約束の時間は20分もすぎていた。でも辺りに電話もないのでいったん観光案内所にもどった。ところが、鍵がかかっていてはいれない。その横に電話ボックスがあったので、やっとそのご婦人に電話した。「申し訳ないです。風車は見つけたのですが礼拝堂がどこだかわからなくて」と謝ると「道路からは見えないのよ」とのこと。「鍵は開いているからぜひ見ていって」と言う。

  せっかく開けてくれたというので、もう一度そちらに向かった。ところがそこからが大変だった・・・続きは次回に。


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2009.07.01

ドレッシングにかかせない胡椒

Poivre

  何年も海外で暮らしているといろいろ好きなものがある。この写真は私の好きな胡椒だ。5種類の胡椒を混ぜ合わせたもので、いつもサラダにかけて食べていた。ゲランドの塩、オリーブオイル、バルサミコソース、そしてこの胡椒(もちろん胡椒ひきで細かくして)を使ってつくるドレッシングが一番気に入っていて本当によく食べた。

  料理の配分はいつも目分量なので、レシピを聞かれても困るのだが適当に入れてもそう異なった味にはならない。そういえば長いことl'endiveアンディーブ(チコリ)を食べていない。あのほろ苦さ、久しぶりに食べたいのだが近くには売ってないので残念だ。

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