ムール貝の海水ろ過能力
日本テレビのバラエティ番組ザ!鉄腕! DASH!!、7月19日の放送を途中から見た。東京湾の一画につくられた小さな干潟、ダッシュ海岸に魚が集まり始めた矢先にプランクトンが異常発生。その中には有害なものも含まれていた。緊急に何らかの対策を練らないとダッシュ海岸の魚たちが危ない。
そこで訪れたのが横浜「みなとみらい」内にある入り江だ。そこでは横浜市環境創造局が水質浄化実験行っている。海の底に沈められているのはムラサキイガイだった。この貝の海水のろ過能力は驚異的。赤潮でさえも浄化できる二枚貝だ。
そう、ムラサキイガイの別名はムール貝。上の写真のようにフランスでは庶民の味。ムール貝の白ワイン風味を注文すると山のようなムール貝がでてくる。ブルターニュではシードルで代用することも多い。私は貝類がそれほど好きではないので友人と一緒の時しか食べたことはないのだが、これほどのろ過能力を持っているとは知らなかった。
それで改めていろいろ検索してみた。フランスでは養殖も盛んでブルターニュでもあちこちで養殖されているようだ。自然に自生している場所もあり、あまりの量にムール貝かどうかうたがったこともあった。その時の写真をみてほしい。海岸が黒く見えるほどびっしりと岩に張り付いている。
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