Saint Riom, un moine évangélisateur 7世紀の福音伝道者、聖リオ
迷いに迷ってついにやってきたChapelle de St-Riomの外観は田舎の納屋と言われても納得するようなしろもの。その起源は12世紀にさかのぼるが、現在残っているのは17世紀半ばのもの。ドアは1651年につくられた。ギリシャ十字の形で構造はいたってシンプル。しかしフランス革命でほとんど破壊され、19世紀になってから修復された。
上の写真がMaître-autel 18世紀前半につくられた祭壇で、一番左端がSt-Michel 大天使ミカエル、そしてSt-Riom 7世紀の福音伝道者、聖リオの像(右の写真、クリックで拡大)である。外観のくたびれた感じと比較するととても立派な祭壇だ。数年間におよぶ修復の真っ最中だったが、骨のおれる作業に頭が下がる。
この礼拝堂では1870年からずっと2月の2日にパルドン祭が行われているそうだ。約束したご婦人は家に帰っていて聖人について詳しいことはわからなかった。
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コメント
市絛さん、こんにちは。
Chapelle de St-Riom、本当に隣のお家と見分けがつかないくらいですね。
でも内部は木の天井といい、立派な祭壇といい、地元の方達が大切に保存していることが伺われます。
Googleの地図を最大に拡大すると『chemin de Saint-Riom』という道がありました。
ここかしら。
次回はこういう場所をゆっくりと巡りたいです。
投稿: やました | 2009.07.12 16:09
こんにちは
いえそれではありません。下のフレーズで地図を見てください。この道から海側の住宅地に少し入り込みます。
観光案内書でもらった地図にはこの道の名前は書いてなかったです。
Route de la Chapelle de Saint-Riom
22470 Plouézec
投稿: 市絛 三紗 | 2009.07.12 17:49