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2009年9月の記事

2009.09.26

小さな写真集

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  先日カメラのレンズを購入Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8Gしたら、おまけに無料で写真集を1冊つくる券がついてきた。

  16ページの小さな写真集だが、せっかくなので今年春に旅したブルターニュの風景を選んだ。たった1冊だけ、自分のための写真集。これらの写真は近日中にフォトアルバムにしてみなさんにもお見せしたいと思う。

  もとのデータは1枚が20Mくらいあるのだが、こんな大きなデータではアルバルにできないので残念だが解像度を下げるしかない。今日はそのうちの1枚だけ披露したい。私の大好きなブルターニュの海だ。


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2009.09.24

パリの中のブルターニュ

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  パリからブルターニュに向かうTGVの基点となるのがGare de Paris Montparnasse モンパルナス駅。この駅周辺にはクレープリーやブルターニュゆかりの店がたくさんある。私がよく立ち寄るのはCoop Breizhだ。ブルターニュに関する書籍やCD、おみやげものまで販売している便利な店だ。パリではこのあたりの安宿に泊まり少しでもブルターニュの雰囲気にひたることにしている。

  歩いて数分のRue Montparnasseにはクレープリーが軒をつらね、はじめてここを歩いた時はすっかり興奮してしまった。ブルターニュまで足を伸ばすことが無理ならせめてパリで雰囲気だけでも味わってほしい。

  
La Maison de la    Bretagne 観光案内所
  8 rue de l'Arrivee - 75015 Paris
 Accueil : lundi au vendredi de 9 h 30 - 18 h
 Tel : 01.53.63.11.50
 Fax : 01.53.63.11.57

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現代アートと日本の美

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  久しぶりにブルターニュで知り合った友人と会った。実に7年近く同じレンヌに住んでいた友人なので離れていた家族に会ったかのような懐かしさがこみあげてきた。彼女はフランスで現代アートを専攻していた。香川県の直島に私用で来るというので、私も同行しついでに香川県の名所を一緒にめぐってきた。ちょうどシルバーウイーク前だったのでどこも空いていてのんびりと見学することが出来た。

  まずは直島。ここには安藤忠雄さんが設計した地中美術館ベネッセハウス(美術館および宿泊施設)がある。ほとんど予備知識のないまま訪れた地中美術館にはモネの睡蓮の絵が飾られていた。上の写真は2007年秋に行ったノルマンディーのモネの庭だ。その時の花の香りや身長より高く伸びた草花などが思い起こされた。私たちは直島の本村地区にある民宿に泊まり、民家を丸ごと作品にした家プロジェクトも見学した。左の写真は廃屋の中からのぞく自由の女神像(クリックで拡大)だ。
Dsc_0106a

  フランスでも教会内部で現代アートの展示会がひんぱんに行われているが、家プロジェクトの度肝を抜かれるような奇抜な作品に口をあんぐり開けて見入ってしまった。地中美術館やベネッセハウスがモダンなだけに本村地区の素朴さとの対比はおもしろい。だが食事をする場所と宿泊する施設の少なさはせっかくの観光気分に水を差すほどで、いろいろなことを考えてしまった。

  何しろ我々が泊まったのは居間にあたる部分で他の部屋の宿泊客は、私たちが寝ている部屋を横切らなければトイレにも行けないのだから。「どうぞ気兼ねなく」とは言ったものの、相手が気にして夜中にトイレを我慢する状況になった。普通の家をそのまま用いた民宿なので隣室との仕切りがふすまというのはわかるが、通路になるような部屋に客を泊めて料金を取るのはいかがなものか?

  そのほか丸亀市猪熊弦一郎現代美術館も非常に刺激をうけたし、金比羅さん表書院にのこる円山応挙の虎の見事さ、そして椿書院で制作中の椿障壁画(田窪恭治氏)。金比羅さんには新名所、資生堂パーラープロデュースのカフェレストラン「神椿」も出来ていて時代の流れを感じた。さらに弘法大師ゆかりの善通寺も建築ラッシュで新しい建物が次々誕生していた。どうも違和感があるこれらの建築物も数百年経てば周囲に溶け込みしっくりとなじむのだろう。
  


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2009.09.18

Journées européennes du patrimoine 文化遺産の日


  Journées européennes du patrimoine : 19 et 20 septembre 1984年から開始されたヨーロッパ文化遺産の日。26回目となる今年は9月19、20日に開催されます。フランスでもサルコジ大統領のエリゼ宮、首相官邸のマティニヨン館、上院など普段は公開されていない場所も見学できます。基本的に国立のものは無料ですが、個人所有の場合は場所によって異なります。

  どのような場所が公開されるのか、たとえば地図で確認したい場合はProgramからRecherche géographique En partenariat avec ViaMichelinをクリックすれば地図が出てきますので、自分の行きたい場所をどんどんクリックしてゆけば目的地に近い場所にある公開ポイントと詳しい内容がわかります。ぜひ活用してください。

 


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2009.09.12

夏の出来事 No.3

  いったいどこからノミが家にやってきたのか、その経緯はわかりません。野良猫も庭をうろうろしていますが、しかったりしないので私の顔を見ても逃げることはありません。もしかすると布団を干した時に、布団の上で寝ていたのかもしれません。

  とにもかくにも掃除あるのみ。毎日掃除機をかけ雑巾で拭き掃除をしました。埃がたまりそうなものは思い切ってずいぶん処分しましたし、戸棚や押し入れの中もすべて出して整理しました。おかげで家の中が少しは広くなりました。こんな悩みはそう多くないのかと思っていましたが、薬局ではノミ・ダニ用の燻蒸剤が山のように積み上げられていてよく売れています。日本のように湿度が高いと発生しやすいのでしょうか。

  でも一匹残らず退治するのは至難の業。実際に本当に撃退できたかどうかはわかりません。ただただ退散してくれるのを祈るのみです。
 

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2009.09.09

夏の出来事 No.2

  あのフランスでの出来事は何年前のことだったのか、はっきり覚えていません。ある日のこと、自宅で足がかゆくなったので調べてみると数か所虫にさされていたのです。洗濯すれば大丈夫だと思ったのですが、まだ何かいるようです。かゆみがおさまりませんので、その時身に着けていたズボンを振ってみました。
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  すると数ミリの黒い虫が数匹床に落ちたのです。よく見ようと頭を近づけると、その虫が勢いよくジャンプ!それはノミでした。昔猫を飼っていたので、見間違いはありませんでした。フランスではホテルもペット可のことが多く、案外ノミがいることもあるそうです。

  それから日本の友人にたのんで数種類の薬を送ってもらい、数度にわたり室内を燻蒸(くんじょう)。じゅうたんにも薬をまき、掃除機で吸い取る作業を根気よく続けてやっとおさまりました。でもこのときはワンルームだったので掃除といってもたかがしれています。

  8月には狭いとはいえ一軒家を丸々掃除するはめになったのです。かまれると何日もかゆみが続くのでじっと我慢などできません。ノミは足元に集中しますから白い靴下をはいて飛び移ったところを爪でつぶすという原始的作戦。なれるとやっつけられるようになるものです。

  暑い夏の盛りでしたが一番ひどい状態だと思われた母親の部屋は、畳ベットを分解しすべて天日干し。お盆も返上で部屋の畳もあげて文字通りの大掃除決行。結局この部屋は4回燻蒸しました。暑さと強い殺虫剤で気分がすぐれず人間のほうがまいってしまうほどでした。  次回につづく


  ★問い合わせがありましたが、この猫ちゃんのウォールステッカー はとてもお買い得。1,250円です。街灯が高すぎてドアからはみでてしまうので、少し短くしました。詳細は下記のリンクをどうぞ。インテリア シール ウォールステッカー wall sticker 灯と猫 剥がしてそのまま貼る

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2009.09.08

夏の出来事 No.1

  あっという間にもう9月。5月にはじめた家の改装はまだ続いています。豪邸でもないことを知っている友人は「いったい何カ月も何をしているの」と聞きます。今日は数日前に届いた押し入れ用チェスト2つを入れたり出したりしながら雑巾片手に拭き掃除。押し入れにはいっていた荷物の出し入れで知らないうちに数か所青あざができました。

  話せば長くなるのですがこの家は建築してからもうすぐ30年。あちこち傷みが出てきました。5月に大工さんに頼んで台所の床を張り替え(床板が抜けそうだったので)たのがきっかけです。それからは予算の都合ですべて自分でやってみることにしました。何しろフランスで友人たちが日本人ならとっくに壊していると思うような家をリフォームしているのを何軒も見てきたので、大抵のことはできるはずと思い立ったのです。
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  台所に置いてあった古い家具を白いアクリルペンキでリフォーム。窓のブラインドを外し、カラーすだれ(小豆色)のロールスクリーン風を取り付け。予想外におしゃれになりました。仕事用にパソコンテーブルを新調(組み立て式)。収納しきれなくなった本を入れる壁面収納は配置換えできるようにカラーボックス10個を利用。すべて室内で組み立てたのですがこれも数日かかりました。

  それから2部屋のふすまを分解して貼り替え。一部屋だけ超モダンなものにしました。黒い枠をまっ白に塗り、ふすま紙ではなくまっ白なプラスティックの障子紙(水ぶきできます)にしてウオールステッカー(壁に貼るシール)で森のイメージに変身です。カーテンは本や日焼けしにくいように遮像効果のあるものにしました。

  ここから大変な事件が起きました。7月のおわりころ、寝ているときに何かにかまれて身体がかゆくなったのです。フランスのアパートでも安ホテルから洋服についてきてアパートで繁殖してしまったあの苦い思い出のある虫です。ああ!どうしよう。   次回につづく

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2009.09.04

動物と共に田舎で暮らす

Chien_2

  ブルターニュに住む友人(ご主人がフランス人、奥さんが日本人)の家には犬と猫、そして庭にはニワトリがいる。朝5時くらいからこのニワトリが朝を告げる声をあげる。声は聞こえるもののちょうどよい子守唄のようでくつろげた。
Coq

  私の祖父母の家でも昔ニワトリやヤギなどを飼っていたので私もごく幼いころにはニワトリの声を聞いていたはずだがはっきりとは覚えていない。記憶にあるのはヤギにノートを食べられてくやしかったことくらいだ。

  「毎朝のことだからご近所に迷惑かなと心配だったけど、みなさん懐かしいと言ってくれて助かっているの」と友人。家庭菜園で野菜も作っているし、まさに地に足のついた暮らしだ。中学生の息子さんは近所に住む友人たちと川へ釣りに出かけるのが日課。塾通いにテレビゲームといった日本の子供たちとは生活のリズムが異なっているように感じる。
Chaty

  フランス人のバカンスはお金をかけず、親戚や友人たちをたよって田舎の家ですごすことが多い。したがって居心地の良い彼女の家にはお客が次々にやってきて長期滞在するらしい。核家族化してしまった日本の暮らしでは考えられないような生活だ。

  そういう私もロワール川近くにあるフランス人の友人の両親が暮らす家には何度も泊めてもらった。夏になると子供たちが孫を連れて戻ってきて、大きな家は保育所のようになる。毎日10人以上の食事を用意するのは大変だと思った。大家族で暮らしていると、少々のことはゆずりあいおおらかになるのは当たり前だろう。

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