昭和初期の仏和対訳シナリオ

とても珍しい本を4冊いただいた。昭和8年から10年に発行された映画シナリオでフランス語と日本語の対訳となっている。"Quatorze Juillet" 巴里祭、"Poil de Carotte"にんじん、"Sans Famille"家なき児、 "Le Paquebot Tenacity"商船テネシーである。平原社のトーキー・シリーズ。フランス語の会話はすらすら読めるのだが、日本語は旧字体なので時々むずかしい漢字や言い回しがでてきてすぐにわからないところがある。何だか妙な話だ。それにおもしろいことにト書きは英語で書かれている。
いったいどのような内容なのかと興味をもたれるだろうから、"Quatorze Juillet" 巴里祭のページをスキャンしてみた。クリックすると拡大表示されるのでじっくりどうぞ。この部分は歌なので、日本語も詩のように訳されている。
今から75年も前にこうして対訳が出版されているといること自体が驚きだ。本は袋とじになっているので、まだ切れていないページもあった。いったいどんな人がこの本を手にしてきたのだろう。長いことしまわれていたはずなので晴れた日に外で虫干ししてから読んでみようと思う。
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