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2009年12月の記事

2009.12.31

フランス料理から本マグロが消える!

  少し更新がとだえていたLes Cahiers Blancs更新しました。どのニュースも驚くものばかりです。先週クリスマスパーティーでブルターニュ出身者が3人もいて夜中まで非常に盛り上がりました。私はブルターニュの話ですっかり興奮してしまったのですが、その時「フランスでは数年前からマグロを食べるのはよくないと話題になっているけれど、やっぱりおいしいから食べている」と話していたのです。その意味がやっとわかりました。

  Olivier Roellinger オリビエ・ローランジェ氏が「われわれシェフは、調理をし食事を提供する立場の人びと全てに対して責任がある。他の料理人はもちろんのこと、母親や父親などに、あるべき道を示さなければならない。人びとは、大自然の食料貯蔵庫である海が危機的状態にあることに気づかなければならない」と本マグロをレストランのメニューから外す方針を宣言したのですね。このニュース、日本では大きく報道されたのでしょうか。これまで知りませんでした。


1)ブルターニュで寒中水泳

2)フランス料理から本マグロが消える!

3)解雇に反対してヌード・カレンダーを製作


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大晦日にパソコン起動せず・・・

  ちらちらと雪が舞う大晦日。デスクトップパソコンの電源を入れてもWindows XPが起動しません。このパソコン、購入してから1年半なのですが、何度も修理しています。つい2が月前にはボタン電池とグラフィックボード交換しました。

  これまで市販のメーカーものを購入していたのですが、これははじめてパソコン店で組み立ててもらったオリジナルなのです。でもどうにもならないので、ノートパソコンを出してきてこのエントリーを書いています。パソコン店に電話してみるとその状況ならハードに問題がありそうなのでさわらないようにと言われました。

  店はもう休日にはいっていて5日まで休みだそうです。内部のデータはたぶん取り出せるだろうということ。たいていのデータは外付けのHDにおいてあるのでそんなに重要なものはないとは思いますが・・・3日ほど預けて検査、かんじんの修理費ですが、もしかすると1万5000円くらいかかる可能性もあるそうです。

  思い切って新しいWindows7にするという手もあるのですが、フランスで購入したソフトで古いバージョンでした動かないものがあるので、捨てるのはおしいし、とりあえずは修理しなければなりません。パソコンがなくては仕事ができないので仕方ありませんが、変化のスピードが速すぎて困ってしまいます。

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2009.12.30

自然派化粧品ブランド Yves Rocher イブ・ロシェ

  フランス人の3人に1人は使ったことがあると言われるほど、フランスの生活に溶け込んでいる自然派化粧品ブランドYves Rocher イブ・ロシェ。創業者はブルターニュにあるLa Gacilly ラ・ガシイという村で1930年に生まれたYves Rocher イブ・ロシェ氏。実家は小さな衣料品店を営んでいたが、彼が14歳になった時に父親が亡くなったので、母親を助けて家業を継いだ。そして1959年に会社をつくると、自分の名前をとってYves Rocher イブ・ロシェの名称で化粧品の販売を始めた。

  その後いち早く通信販売を手がけ、共働きでゆっくり買い物をする暇のない女性たちのハートをつかんだ。最近はインターネットでの売上も伸ばし、従業員は15000人、世界80カ国で3000万人の愛用者がいる。その総売上高はplus de 2 milliards d'euros (20億ユーロ 、2600億円超)にのぼり、化粧品業界で世界18位である。私がモロッコを旅した時も、トラックに満載されたYves Rocherのコンテナをたくさん見た。上のビデオはコマーシャルだ。日本ではテレビで放映できるかどうか、少々過激すぎるかもしれない。

 Yves Rocher イブ・ロシェ氏は生まれ故郷のLa Gacilly ラ・ガシイに執着し、1962年から2008年まで、46年間にもわたって村長としてLa Gacilly ラ・ガシイを支え続けてきた。化粧品の原料となる植物は44ヘクタールの畑でビオ栽培している。

  仏大統領Nicolas Sarkozy ニコラ・サルコジ氏は「偉大なるフランスの実業家で、ナチュラルコスメの創始者、また通信販売の先駆け」であり、「イブ・ロシェ財団を通じ環境保護や女性美の追求に専心したこと」、さらに「政治家としてブルターニュで成し遂げた多くの功績」に敬意を表すると述べた。

  Daniel Jouvance、Kiotis、Dr Pierre Ricaud、 Galerie Noémieなどの化粧品や日本でもおなじみの子供服Petit Bateauなどを含む同グループの後継者は本来なら長男のDidier Rocherになるはずだったが、1994年に事故死しているので、すでに副社長に就任していた孫のBris Rocher ブリ・ロシェ氏31歳に決定した。


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2009.12.28

Décès d'Yves Rocher イブ・ロシェ氏逝去


  フランスの街角に必ず店舗をかまえているcosmétique végétal自然派化粧品ブランドYves Rocher イブ・ロシェ。とにかく値段が安いので、よく購入していた。Yves Rocher イブ・ロシェはブルターニュLa Gacilly出身の創業者の名前がブランド名となっているのだが、その社長が12月26日にパリの病院で亡くなった。79歳だった。

  TF1のニュースは下のとおり。Yves Rocherについて詳しい情報は次回まとめてみたい。

Yves Rocher, portrait d'un écologiste avant l'heure
Le village natal d'Yves Rocher lui rend hommage


< 関連エントリー >

  自然派化粧品ブランド Cosmétique végétal Yves Rocher イブ・ロシェ

   


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2009.12.27

ノルマンディとブルターニュの旅時間、フランスの田舎町

Figaro

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2010年 1/20号 [雑誌]  

  FIGARO japonがパリジェンヌが愛する田舎町という設定で、ノルマンディとブルターニュの旅特集を組んでいます。さっそく購入しましたが、ノルマンディとブルターニュあわせて40ページをさく特集でフランス西部の魅力がよくわかると思います。美しい自然の風景だけではなく、それぞれの場所に根付いた人々の暮らしをリポート。

  ホテルではなく個人経営の個性的なシャンブル・ドットがたくさん紹介されているので、旅行の計画をたてる参考にできるでしょう。シードル、チーズ、ガレットやクレープ、クイニー・アマンなど、おいしいものも満載です。

ノルマンディとブルターニュの旅時間、フランスの田舎町。

Normandie◆ノルマンディ地方
32 オンフルール 画家たちを虜にした、可愛い港町ののどかな午後。
38 カンブルメー 絶品シードルが生まれる、緑豊かなリンゴの村。
40 《ルート・デュ・フロマージュを巡る旅》 チーズの道で出合った、伝統的な味わいに舌鼓。
44 カーン 骨董屋とマルシェを訪ねる、城下町の楽しい散歩。
48 バイユー 小さな水車の町で、幻の手織りレースに出合う。
50 サン・セヌリ・ル・ジェレ 野原に佇む礼拝堂に、ノスタルジーを誘われて。
52 *ノルマンディの素顔に触れる、シャンブル・ドット滞在。

Bretagne◆ブルターニュ地方
56 ロスコフ 海と大地に包まれた、民話が生きる豊かな港町へ。
62 ロクロナン 大切に守られてきた、中世の町と美しい手仕事。
64 ドゥアルヌネ 次世代アーティストたちが惚れ込んだ、淡い光の町。
66 ポンタヴェン せせらぎの音に安らげる、ゴーギャンの愛した村。
68 《ビグダン文化が残したもの》 レースの帽子に託された、民族文化はブルトンの心。
70 ベル・イル 心地よい青に囲まれて、光輝く島の休暇を。
74 ベ・ドゥ・キブロン ブルターニュ流、海辺のローカルライフに飛び入り参加。
76 *田舎暮らしの魅力が詰まった、シャンブル・ドットへ。

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2009.12.24

Joyeux Noël en 2009 !

Noel2009

  日本でいるとクリスマスイヴといってもピンときません。今日は暖かかったせいでしょうか。上の写真は日本の風景ですが、フランスのクリスマスを待つ望むあの感覚。そぞろ歩く街のイルミネーションの美しさ。クリスマスイヴを一緒に過ごした人たちの優しさ。いろいろなことが思い起こされます。

  先週はフランス各地で雪が降り、交通網がズタズタになったようですが、今は少し気温もあがっているようです。凍てつく夜でもきれいなRennes レンヌのイルミネーションをどうぞ!

  Rennesのイルミネーション


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2009.12.19

クリスマスソングをフランス語で歌ってみましょう

  必ず耳にしたことがある有名なクリスマスソングです。まずは上のビデオをお楽しみください。実は私もフランス語の歌詞を知りませんでした。何だか知っている歌詞とは違いますね。最初のリフレインはVive le vent(ヴィヴ ル ヴァン)と言っています。

  では歌詞を確かめてみましょう。Vive le ventにフランス語の歌詞が載っています。ただし、冠詞部分は聞き取りテスト形式です。答え合わせもできますので、挑戦してみてください。できましたか。

  ちゃんと日本語に訳してくれているサイトがありました。VIVE LE VENT 風が吹くです。意味がわかったら、もう一度歌詞を見ながら一緒に歌ってくださいね。フランス語でメロディに合わそうとするととても早口になって大変です!韻をふんでいる箇所をちゃんと歌いきれたら大したものです。がんばって!


  

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2009.12.16

発光ダイオードLEDの「光の八十八ヶ所」

Shinmachi1

  川面でゆれる美しい発光ダイオードLEDの輝き。これは日本です。場所はどこかというと徳島市の中心部、新町川のほとりです。10日ほど前にカメラと三脚を持って1時間ほど歩きました。個人の家でも電飾を飾っていることが増えましたね。

  徳島県には青色LEDで有名な日亜化学工業があるので、LEDを効果的に取り入れた「光の名所」と呼べる場所やモニュメントを「光の八十八ヶ所」として認定し、八十八ヶ所にストーリー性をもって巡る常設のイベントを実施しようとする計画があります。

Shinmachi
 


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2009.12.12

ヒイラギはケルトの聖なる木

Houx

  クリスマスの飾りといえばよく見かけるのがヒイラギ。たとえばクリスマスケーキにはhoux ヒイラギの飾りがついていますよね。緑の葉っぱに赤い実(実がつくのは雌の木だけ)です。思いつかないという方は禁断のホワイトチーズケーキをクリックしてご覧ください。

  上の写真はロワール川のほとり、Tours トゥールで撮影したもの。クリスマスツリーの横で一緒に販売していました。ヒイラギはその生命力の強さからケルトの聖なる木としてあがめられていました。ヒイラギは妖精たちを寒さから守ってくれる存在でもありました。ですから切り倒したりすると不幸が起きると信じられていたのです。

  キリスト教ではイエスが歩いた地面にヒイラギがはえたとされ、その刺がイエスの受難、赤い実は流した血の色を象徴します。クリスマスとヒイラギは深い関係があるわけです。


  余談ですがアメリカのハリウッドHollywoodはHolly ヒイラギからついた名前。でもEuropean hollyではなく、California hollyらしいですが・・・また以前紹介したフラワーエッセンスではHollyは怒りや恐れ、嫉妬や苦しみなどでとざされた心の扉を開き、復讐心をやわらげてくれるそうです。

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2009.12.10

ナレッジストックを使ってみました。

Trystrams



ブログネタ: 『【ナレッジストック】シリーズ』モニターキャンペーン参加数


  ビジネスパーソン向けSNS「ビジネススペース」とコクヨグループが共同で、ユーザー参加型の商品開発に取り組んできた「ビジネスアイテム研究室」ですが、ここでのビジネスパーソンのリアルな声から「KNOWLEDGE STOCK SERIES (ナレッジストックシリーズ)」4アイテムが誕生しました。

  上の写真は「ツインリングノートブック」の表紙ですが艶消しのしっかりした黒い台紙にシルバーの線がはいったおしゃれなものになっています。大きさはA4判で取材用にはちょうどいい大きさですし、バックから取り出してもさりげなく目立たないけれど存在感があります。裏表紙のグリーンも爽やかで、女性にも男性にも好感をもたれる色でしょう。

  さっそく取材に持って行きました。キャンパスノートのようにノートが薄くないので野外でのインタビューで立って話を聞く場合でも安定感があって、しっかりメモをとることが出来ました。机がなく膝の上でノートを取るにも最適ですが、普通に机の上で使うなら表紙はもう少し薄く軽いほうがかさばらないほうがよいでしょう。量ってみると440グラムもありました。今やミニノートパソコンが1キログラムの時代ですから、重すぎるのでは。

  オリジナルの用紙はにじみが少なくなめらかな書きごこちで、薄い紙なのに裏に透けることもありません。また右上に小さな枠があるのでここにナンバーや自分なりの記号を書き込めばファイリングに便利です。

Memopad

  そして、実用的なのは写真のカードポケットです。名刺をいただいてすぐ上から入れておけば、混乱することはありません。一日にたくさんの方とお目にかかると後で整理するのが大変なのです。メモパッドはフランスで使っていたノートのような5ミリ方眼がはいっていて、切り離せばカードポケットにちょうどおさまる大きさです。方眼があれば小さい文字でもうまくまとめることができます。

  さらに便利なのがフリーポケットとゴムバンド。いただいた資料をフリーポケットに入れておいてもゴムバンドで固定しておけば、ノートからすべりおちることはありません。気がつくとバックのなかで資料がバラバラになっていたという経験がよくあったのですが、ゴムをつければよかったのですね。なるほど考えぬかれた機能的なノート。これからずっと使いたい商品です。

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2009.12.03

Rennes:Les Transmusicales 2009 レンヌで音楽祭

Programmationtransmusicales2009l1

  Les 31èmes Rencontres Trans Musicales de Rennes. レンヌで31回目となるトランス・ミュージカルが12月2日~5日まで開催中。約80グループがレンヌの中心部、およびParc Expoでコンサートを開いている。

  音楽を楽しむというのは素晴らしいことだが、過去にいろいろ問題もおきた。たとえば音楽フェスティバルのあり方で書いたように乱闘騒ぎが絶えないのだ。今年は何事もなく終わってほしいものだ。


  Trans Musicales de Rennes ホームページ
  Trans Musicales Rennes maville.com

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